どの感想も、じょうずにおまつりをたのしんでいて、
じっさいの競技をみたくなってくる。
ほぼ日という場所にあつまって、
みんながわいわいやっている雰囲気がよく、
あんまりむつかしいことかんがえないで、たのしくやろう!
みたいな気になってくる。
ほぼ日が10年かけてそだててきた、
質のたかいサポーターがこのサイトをささえている。
いっしょにあそんでいる距離感が絶妙だ。
永田さんという方が、10年間この企画を担当されており、
オリンピックごとに感想をよせてくる常連さんもおられ、
なんだか同窓会的な、なごやかな雰囲気だ。
永田さんみたいにうまくかえせたら、
フェイスブックのコメントもたのしくなりそう。
これまでわたしはオリンピックに興味がなく、
夕ごはんのときにちょっとみるぐらいだったけど、
録画してでもみたくなったから、すごい影響力だ。
おれはオリンピックなんかに興味ない、
テレビなんかみない、なんてすましたこといってないで、
おなじアホならおどらにゃそんそん、という気がしてきた。
東京に大雪がふっても、あまり苦情がきこえてこなかったのは、
ソチオリンピック気分にひたることができたからでは、
という仮説をたてた。
それぐらい、みんなオリンピックをじょうずにたのしんでいる。
冬のオリンピックのよさは、なんといってもそのゆるさにある。
夏よりも冬が、冬のなかでもよりマイナーな競技は
なんだか地区の運動会の延長にあるみたいに
かたのちからがぬけている。
絶対に失敗はゆるされません、という
悲壮感がない。
むしろ「あそばないとからだがうごかない」
なんていう解説者もいてうれしくなる。
「バイアスロン、
ランドセルを忘れて学校に行く子のように、
ライフルを背負い忘れて
スタートする子はいないかと、母親的心配。
(ぷん)」
それにたいするほぼ日の永田さんのコメント
「ライフルもったー!?」
「もったってばー」
「的はずして、走らされちゃダメよー!?」
「わかってるってばー!
‥‥でもしょうがないじゃん、はずしちゃうのは」
「なにか言ったー!?」
「なんでもない! 行ってきまーす!」
「カーリングの小笠原さんは、
金太郎が入っている。
(dene)」
「町田くんの演技、大変鳥です!
開会式のハトより鳥です!
(うまだ)」
それにたいする永田さん
「開会式のハトは白鳥なのにクラゲだったからなあ。
なにがなんやらわからんわい。」
「メリル姐さんには
襟を抜き気味にした紫の銘仙のお召しに
長いキセルを持って長火鉢のまえに座り
『お前さんの言うことは道理が通りゃしないじゃないか』
(火鉢にキセルをコンと叩きつける)
という役柄で是非エキシビションを」
(まれ)
それにたいする永田さん
「おもしろいけど、組み立てづらいわ、
そのエキシビション」
「冷凍のホッケを見て、
ウチの小3が、
『アイスホッケ!!』
と、1人で大笑いです」
(あん)
「ムルダー兄と結婚して
ムルダー弟に『ねえさん』と呼ばれたいわ」
(こちゃろう)
「母にチャンネル変えられてたので
『スピードスケート見ようよ』と誘ったら、
『え、でも同じことばっかりやってるよ』と。
ああ、ハイライトかと思って見たらLIVE映像。
続けて母が
『さっきから走ってばっかりいるんだけど』と‥‥。
どう返せばいいんだか連日深夜観戦の頭では
到底思いつきませんでした」
(ゆきへのふ)
「観たぞ、ソチオリンピック」に報告するひと、
わたしはすきだ。
日本の平和と一家団欒は、「観たぞ、ソチオリンピック」のなかにある。
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