2014年05月13日

かくれがの完成

ニトリからベッドがとどく。
すこしまえから ねるまえの読書がうまくいかなくなり、
どうしたものかとまよっていた。
ピピは夜になると わたしのひざのうえにのるのを たのしみにしていて、
でもピピをかかえた姿勢では 本をよむのにくるしい。
あれこれかんがえるうちに、ベッドをいれることをおもいついた。

ベッドにともなうもようがえで 連休に部屋をあれこれいじり、
やっとそれぞれのものが、それなりにおちついた。
ずっとまえにかったものの、あまりつかわないまま
ほったらかしになっていた レコードプレーヤーのスイッチをいれてみる。
ほこりをかぶり、みかけはひどい状態なのに、それでもうごいてくれた。
オーティス=レディングのレコードをのせ、
ウィスキーをのみながら「ドッグ・オブ・ザ・ベイ」をきく。
夜 → ウィスキー → レコード → オーティスと、
われながらベタなイメージだ。

棚にはディープ=パープルのレコードもあった。
これらは20年まえにバザーでみつけたもので、
レコードなんてそうきくことはないとおもいつつ、
まとめてかっておいたのが役にたった。
プレーヤーにレコードをおき、針をのせる。
レコードがCDにかわったのは、もうあともどりしない
おおきな変化だとおもっていたけど、
こうやってまたレコードをきいてみると、
2つのあいだにたいしてちがいはないような気がしてきた。
CDはデジタルデーターである、ただそれだけのことだ。

ディープ=パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。
夜きくには、まわりに音がもれないか心配になる曲だけど、
戸をしめてきいている分にはまったく問題がなかった。
理想的な「かくれが」におもえてうれしくなる。
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は、
王様の「湖上の煙」をなんどもきいているので、その内容をしっている。
かっこよくきめてるけど、そんなに気のきいたことをうたっているわけではない。
坊やたちが がんばってうたっている、
そうおもいながらきけるのも、いいかんじだ。

1年ちょっとまえに、朝のジョギングがきっかけとなって
配偶者とべつの部屋でねるようになった。
はやおきするために わたしがはやくふとんにはいると、
配偶者は 自分のやりたいことができなくなる。
それでは、ということで、円満に別寝室となったのだ。
夫婦の寝室をどうするかは、かなり微妙な問題だろう。
とくにことがもめたわけではなく、どちらかというと
むこうの苦情をうけいれたかたちなのは
わたしにとって都合がよかった。

こんど、こうしてひとりだけベッドをいれたので、
ますます別寝室性はたかまり、
わたしの寝室はかくれが的にととのってきた。
せまい部屋なので、すこし手をのばせば なんにでも用がたりる。
居心地がよすぎて ひきこもりになりそうだ。
きゅうな変化にとまどうのではないかと心配していたピピは、
まえからベッドをしってたみたいに、
わたしよりさきにベッドにあがってまるくなった。

スポンサードリンク



posted by カルピス at 11:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック