この時期は、なにをやっても「初◯◯」となり、
すこしながらおごそかなかんじがするし、
はじめてなのだからと、気前よくお金をつかいがちだ。
きょうは、『2015おすすめ文庫王国』を参考にみてまわった。
といっても、各ジャンルのベスト10を全部かうほど
大人がいはできないし、
わたしにあいそうもない本もおおいので、
かったのは5冊にとどまった。
『球団と喧嘩してクビになった野球選手』(中野渡進・双葉文庫)
『火星の人』(アンディ=ウィアー・ハヤカワ文庫)
『木暮荘物語』(三浦しをん・祥伝社文庫)
『駄作』(ジェシー=ケラーマン・ハヤカワ文庫)
『漁港の肉子ちゃん』(西加奈子・幻冬舎文庫)
はじめの4冊は、総合でのベスト10のほかに、
ジャンル別でもとりあげられている。
三浦しをんさん以外はよんだことのない作家の本で、
『おすすめ文庫』におしえてもらわなかったら
まずわたしは手にとらなかっただろう。
とはいえ、きょねんのベスト10は、
まったくわたしのこのみにあわなかった。
ベスト10は、参考にはなるけれど、絶対という保証はない。
どんな環境が読書をはかどらせるか。
わたしは旅行さきでのんびり、というシチュエーションを
いつも夢みてたきたけれど、
けっきょくそれは「夢」でしかないようで、
じっさいに読書がすすむのは もちろん日常生活である。
おおくの活動がそうであるように、読書においてもまた
いかに波風をたてず、平凡な日常生活をきずき、つづけることが、
もっとも大切な環境となる。
旅行というひとつのイベントがおわったいま、
気をゆるめないで、安定したリズムをたもち、
バリバリとたくさんの本をよんでいきたい。
「本の雑誌社」は、仕事や人生にいかすことを目的とするのではなく、
まったく役にたたなくても、おもしろいかどうかという価値観だけにたって、
実力のある本をおしえてくれる。
それを「仕事」としてなりたたせた目黒さんや椎名さんは
かんがえてみると すばらしい発見者だ。
スポンサードリンク