2016年04月21日

あたらしくできた体育館への違和感

あたらしくなった松江市の体育館へでかける。
まえの体育館は できてから40年と ふるくなったので、
何年かまえから新築工事がおこなわれていた。
立派な体育館がようやくできあがり、
このまえの土曜日から公開されていた。

わたしの目的はトレーニングルームだ。
まえの体育館は、セノーのふるいマシンと
フリーウエイト(いわゆるバーベル)がおいてあり、
たしかにトレーニングルームではあるけれど、
かなり殺伐とした雰囲気だった。
そのためか、利用者はすくなく、
わたしとしてはありがたい練習場であり、
まるで部活動にでかけるかんじで、トレーニングにとりくめた。
体育館があたらしくなって、それがどうかわっただろう。

料金は200円が300円にねあがりした。
そのかわり、駐車場がことしだけは無料らしい。
トレーニングルームには、あたらしいトレッドミル4台と、
自転車が5台、それにたかそうなマシンがおいてあった。
フリーウエイトの場所もある。
でも、ぜんたいにせまく、きゅうくつだ。
カバンをおくところがないなど、こまかなところがつかいづらい。
トレーニングをよくしっているひとがかかわって
部屋をととのえたのではなく、
業者さんの提案を まるのみしたようにかんじる。

トレッドミルには「1回30分以内」と紙がはってあり、
30分たつと、自動的にスピードがおちた。
県立プールのトレッドミルも、
おなじように「30分」とかかれているけれど、
35分までは はしれるようになっており、この5分の差がおおきい。
県立プールでは、5キロはしってクールダウンをすると、
ちょうど35分となり、わたしにはぴったりだ。
体育館のトレーニングルームを
健康づくりとしてつかうひとには 問題ないだろうけど、
もうすこしハードにやろうとすると、ここではものたりない。

なによりも、トレーニングのあとで シャワーをあびようとすると、
100円をいれなければ お湯がでなかった。
海の家や道の駅じゃないんだから、
シャワーを有料にするのは ひどい発想だ。
体育館の運営は、民間企業に業務委託されている。
有料シャワーになったのは、その事業者の判断かもしれない。
シャワーの有料化には、いろんなかんがえ方があるだろうけど、
わたしにとっては まえよりもずいぶんつかいにくくなった。
人口がすくなくなり、インフラの整備にお金をかけられないと、
こういうところに影響がでるのだろうか。
体育館が立派になり、メインとサブをあわせると、
バスケットボールのコートが5面とれるので、
こうした球技をしたいひとには いい変化かもしれない。
しかし、プールがなくなり、
トレーニングルームがつかいにくくなりと、
わたしにとっては残念な「新築」となった。

トレーニングをしていると、
みかけがいいだけで つかいにくいことから、
なんだかしっくりこないものをかんじていたけど、
有料シャワーで それが確実になった。
あたらしいとりくみがはじまると、
これまでがよかったと、なれるまでは不便をくちにしがちだ。
体育館についての今回の変更は、そうした「不便」というよりも、
運営方針のみなおしであり、
有料シャワーに象徴となってあらわれている。
わたしはこの体育館を、おそらくほとんどつかわない。
外をはしり、家にもどってから体幹トレーニングというやり方で、
これからのトレーニングをくみたてよう。

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posted by カルピス at 14:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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