何冊かめくってみると、
パンをつかったお弁当がいくつかのっていた。
わたしもときどきサンドイッチ
(のようなもの)をつくってもっていくけど、
てきとうなお弁当箱がなくてこまっている。
いろんな量や形に対応できるパン用のお弁当箱は
あんがいみあたらない。
ホームセンターやイオンのお弁当箱うり場をみても、
あまりほしくなるパン用のお弁当箱はなかった。
サンドイッチは、ただパンにおかずをのせてはさめばいいので、
かんたんにつくれるし、たまにパンのお弁当だと気分もかわる。
食パンでサンドイッチをつくるときと、
バゲットをひらいてチーズやオムレツをいれる場合の
両方につかえるお弁当箱があれば便利なのでは。
むすこが保育園のとき、保母さんが
のみおえた牛乳パックをひらいて
サンドイッチをつめていたのに感心したことがある。
タダだし、つかったらすてられるし
(もちろん資源ごみにもなる)、
いろんなおおきさに対応できる。
ただ、かわいくはないので、
だれにでもおすすめできるやり方ではない。
チャーリー=ブラウンは、
ピーナツバターのサンドイッチを
紙ふくろにいれて学校にもってきていた。
ごはんだったりめん類だったりの日はなく、
まいにちかならずサンドイッチだ。
くる日もくる日もおなじお弁当をたべるのも、
それはそれでわるくないとわたしはおもう。
おひるになると、紙ふくろから
きまりきったサンドイッチをとりだしつづけた結果、
チャーリー・ブラウンは人生に期待しない、
達観した少年にそだったのでないか。
日本のお弁当が外国のひとからも
みとめられていると、「クールジャパン」でとりあげていた。
お弁当のなかみが「かわいい」と 人気をあつめるだけではなく、
外国のひとからみれば、お弁当箱そのものがクールらしい。
どこの国でも、とくにアジアでは
お弁当を職場や学校にもっていくとおもっていたけど、
あんがいそうではないらしい。
お弁当があたりまえの存在すぎるせいか、
なぜ日本のお弁当が人気なのかが、
けっきょくわたしにはよくわからなかった。
わたしはお気にいりのアルミ製のドカベンに、
まいにちほとんどおなじおかず
(たまごやき・塩さば・ソーセージ)をもっていき、
まいにちたのしみにふたをあける。
ごはんもののお弁当箱は、このアルミ製で満足しており、
あとは実用的で かわいくないパン用のお弁当箱があれば、
人生におけるさいごのピースとなるような気がする。
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