レジのちかくにおいてあるルーペに気づいた。
手にとってみると、LEDライトもついており、
活字がとてもみやすい。
わたしごのみの形ではなかったので、
かう気にはならなかったけれど、
こういうルーペがあれば便利そうだ。
家にもどってからネットでさがしてみる。
倍率やおおきさのちがいで、いろんな商品がでており、
どれも便利そうでまよってしまう。
けっきょく倍率が2倍で(5倍の部分もすこしある)
1300円のルーペにきめた。
本をよむにはリーディンググラスをかければいいとして、
ちょっとした文字をよみたいときが意外とあり、
そのたびにメガネをとりだすのはすごくめんどくさい。
ポケットに いつも虫めがねをいれておくのも
ひとつのやり方だけれど、あまりかっこいい姿ではない。
注文したルーペは、老眼にこまって、というよりも、
探偵がこまかな部分をみおとさないためにつかってるかんじで、
抵抗なくつとりだせるはずだ。
もうひとつ最近かったのが、スマホ用のウエストポーチで、
ほとんどスマホだけをいれるためにつくられており、
ふつうのウエストポーチよりずっとうすい。
ちいさなメモ帳なら なんとかまえの部分にはいるので、
夏になり、うわぎのポケットをあてにできなくなっても、
最小限の荷物はこのウエストポーチでなんとかなる。
頭のなかで 便利そうだからとほしくなった ふたつの商品は、
荷物がとどいてみると あんがい出番がない。
必要にせまられてかったのではなく、
あったら便利だろうと 想像がさきにたったかいものは、
よけいな商品がおおいのかもしれない。
ひとの想像力をくすぐって、あったら便利だとおもわせるのが
じょうずな広告や展示なのだろう。
ほんとうにたかい機能をそなえた商品であっても、
それがだれにも必要かというと、そうとはかぎらない。
わたしの場合は、広告につられてではなく、
自分から「あったら便利」と 想像力をはたらかしたわけで、
このままでは ただのおろかな消費者だ。
じっさいに便利におもう場面が はやくおとずれないものか。
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