4月すえに種モミを土団子にしてまいているので、
もうそろそろある程度のおおきさに稲がそだっているはずだ。
まわりの田んぼをみると、田うえのたすぐあとは
たよりない苗だったのが、
いまではすっかりげんきよくそだち、
田んぼにはった水がみえないくらい稲がおいしげっている。
わたしの田んぼに目をやると、
どれが稲なのかよくわからない。
げんきがいいのはぜんぶヒエのような気がする。
きょねんもこんなかんじで、
けっきょく穂がみのるまでわからなかった。
ことしの稲は、もっと苦戦しているようだ。
種モミとしては、きょねんとれたモミをつかっている。
自分でそだてた稲をもとに、
お米をつくるのは ただしいすがただとおもうけど、
種モミとしてつかうには、なにか問題があったのだろうか。
ふつうの種モミは、塩水選といって、
塩みずにうかべ じゅうじつした種をえらんだのちに、
消毒したり、水につけて発芽しやすくしてから
育苗箱に種まきをする。
そこらへんを ぜんぶすっとばして
土団子にしたのだから、
いい種ばかりではなかったかもしれない。
それにしても全滅になるわけはなく、
なにが原因で芽がでなかったのかわからない。

田んぼのあとで畑にまわった。
こちらには2週間まえにサツマイモの苗をうえている。
ウネ全体をたがやすのではなく、
苗をさす場所だけ移植ごてで穴をあけた。
草をふせぐために、草かりをした草を苗のまわりにしく。
いわゆる草マルチで、いい時期に雨がふったせいか、
ほとんどの苗がげんきにそだっていた。
じゃがいもが、もうすぐ収穫の時期なので
ためしに2株ほってみる。
種イモとかわらないちいさなじゃがいもが、
いくつかできていた。
肥料なしでつくる自然農法は、
いまのところあまり結果をだしていない。
でも、畑の土はやわらかく、
いいかんじにかわってきている。
もうすこししたら みのりの時期をむかえるのだとおもいたい。
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