2016年06月19日

「ののちゃん」アナグラムによるイチロー選手のヒット数

朝日新聞に連載されている「ののちゃん」をたのしみにしている。
だけど、6月17日の「ののちゃん」は わらえなかった。
内容がよくなくて わらえない、というのではない。
意味がまったくわからなかったのだ。
「ののちゃん」をよんでも、よくわからずに
わらえないことが ときどきある。
マンガのオチがわからないのは ずいぶんさみしいもので、
朝からおちつかない気分になってしまう。
今回の「ののちゃん」には、なにがかくされているのだろう。

シチュエーションは こうだ。
ATMのまえで、
おじいさんがおばあさんに
暗証番号をたずねている。
おばあさんは4桁の数字(2754)をもろにつたえる。
のけぞるまわりのお客さん。
ののちゃんも、「やばいよね」と
おかあさんにはなしかけている。
4コマめは、おばあさんがおじいさんに
「アナグラムですよ」と
おおごえで念をおしており、
おじいさんは「わかっとるわい!」と、
さきほどきいた4つの数字をいれかえて
機械にうちこんでいる(5274)。

アナグラムがわからない。
アナグラムって、なんだ。
ウィキペディアによると、
単語または文の中の文字をいくつか入れ替えることによって全く別の意味にさせる遊び
とある。
なぜいしいひさいちさんは、
アナグラムをもちだしたのか。

いくらかんがえてもわからないので しばらくほっておいた。
ぜんぜんべつの記事をよんでいたとき、
はじめにおばあさんがおじいさんにつたえた
「2754」をいれかえたら、
イチロー選手がせんじつ達成した日米通算安打数、
4257になると気づいた。

すごい。いしいひさいちさんは、
ひとこともイチロー選手の名前をださずに
ピート=ローズ選手をうわまわったと おいわいしたのだ。
でも、もうひとつすっきりしない。
アナグラムによるヒット数には気づいたけど、
そのさきの意味がわからない。
なぜアナグラムというかたちを いしいさんはえらんだのか。
「ののちゃん」のなかでくちにされた「2754」と「5274」にも、
ほんとうは なにか意味があるような気がする。
イチロー選手が日本でうったヒット数は1278本。
これらの数字をたしたり ひいたりしたら、
もしかしたら だれも注意をはらわなかった
イチロー選手の偉業が姿をあらわすかもしれない。

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posted by カルピス at 20:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | いしいひさいち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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