いまのところ洋書以外のコンテンツは、
書籍が8万点しかないそうなので、
まだ「よみ放題」したくなるほどの魅力はない。
でも、これからどんどん内容を充実させていくだろから、
実用的なサービスにそだっていくだろう。
わたしはこれまで30冊ほどを専門の会社へ「自炊」にだした。
旅行ちゅうに、くりかえしよみたいお気にいりの本を、
タブレットでよみたかったからだ。
旅行にでてまで、本の心配をしたくてもよさそうだけど、
わたしのスタイルでは、旅行ちゅう あんがいひまな時間がおおく、
旅行における読書のニーズがたかい。
旅行の準備として、いつも10冊程度の本をえらぶのだけど、
ガイドブックとあわせれば かなりのおもさとなるので、
もっていくのは10冊が限度だった。
そこへ電子書籍が登場し、紙の本をもっていかなくても、
お金をはらえば 旅行さきでダウンロードできるようになった。
ただ、コンテンツには あらゆる本がならんでいるわけではない。
たいしてよみたくない本にお金をかけるより、
自炊して、気にいった本をくりかえしてよむほうが
わたしの旅行と読書のスタイルにあっていた。
アマゾンのはじめた「よみ放題」により、
このさきコンテンツがじゅうじつしていけば、
自炊しなくても よみたい本にこまらないで旅行できるだろう。
魅力的な新刊や、再読したいふるい本を、
月に980円でいくらでもよめるようになれば、
わざわざ自炊するまでもない。
再読だけでなく、旅行のときによむのにふさわしい本、
たとえば旅行している国についての本などを
アマゾンからダウンロードすればいい。
なんだかこうなってくると、
おもたい荷物をかかえての旅行が
はやくもなつかしくなってきた。
なにもかもが 軽量化にむけてスムーズにすすむと、
ふるいタイプの人間は、それまでの習慣がなつかしくなってくる。
つぎの旅行には、「よみ放題」と契約しつつ、
ヒーヒーいいながら おもたい10冊の文庫本を
カバンにつめこむような気がする。
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