貧血なのか、血圧がひくいのか、
あんがい男の更年期というやつかもしれない。
ほかにもおもいあたることがあるけど、
よくかんがえてみると、これは
ただ単純につかれなのでは。
2週間まえにスイムランのレースをおえ、
そのあとゆっくりやすみをいれないまま、
11日から連続6日からだをうごかし、
いちにちあいだをおいて18日に
1時間のジョギングをしたところでちからつきた。
いまはもう足にちからがはいらない。
これではとてもトレーニングなどできないので、
きのうは完全休養の日とする。
つかれきってしまうと、からだはなかなか
もとにもどらない。
そうなるまえに シーズンオフとして、しっかりやすもう。
梅棹忠夫さんの『モゴール族探検記』で、
荷物をつんだ一行をまつあいだ、
体調をととのえるために、
梅棹さんがあえてなにもせず、
たべて ねるだけに専念する場面がすきだ。
もうなんどかこのブログで紹介したけど、
すきなのでまたかきうつす。
わたしは、なにをする気もしない。したらようとおもうことはたくさんある。日記の整理も必要だ。植物採集もしなければならない。(中略)時間はある。やればよいことはわかっている。わたしはいま、馬力がない。いまはなにもしないことにきめる。みんなあとまわしだ。また機会があるだろう。いまは、「スリーピング・アンド・イーティング」だ。
梅棹さんでさえ、探検中においても、
こんな時期をすごすのだから、
わたしがすこしぐらい「なにもしないことにきめ」ても
ゆるされるだろう。
わたしの「スリーピング・アンド・イーティング」は、
まだ1日半だけだけど、だいぶからだがらくになった。
きょうは水泳の練習につきそう仕事がはいり、
50メートルを10本×3セットほどおよぐ。
いつもなら仕事で水泳の練習ができる
おいしい依頼だけど、
いまのわたしには はやくおよげぐのは負担がおもく、
おわったころにはまたヘロヘロになってしまった。
まあいい。原因がつかれなのはたしかなようだ。
今月はおやすみの月として、気もちがトレーニングにむくまで
罪悪感などもたずに からだをやすめよう。
『シン・ゴジラ』をみたいし、
かりてきたDVDの『パシフィック』シリーズもある。
2016年の8月は、
「スリーピング・アンド・イーティング」の月だったと、
いいおもいでになるだろう。
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