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きのうあたらしくフォローしてくれるひとがあらわれ
コメントをいただいた。
ピピちゃん、ずっと気になってました。フォローさせてください
とある。
胸があつくなることばだ。
自分にいわれるより うれしい。
というか、わたしだって 「ずっと気になってました」なんて
いわれてみたい。
からだがよわってきているピピは、
いちにちじゅうほとんどねてすごしているので、
アップする写真は自然とおなじようなポーズになる。
まるまってねているか、
むっくりおきあがって わたしのほうをみているか、だ。
病気と歳のせいで毛づやがわるく、
おしっこが毛にしみこんでいるせいで
ぜんたいに黄色っぽくて しょぼい姿だ。
それなのに、「ずっと気になってました」
なんていってもらえるとは。
ピピの写真をアップするたびに 近況を報告しており、
きっとあたらしくフォローしてくださった方は、
写真のようすから、ピピが不自由なからをもてあましながら
なんとか生きながらえていると
さっしてくれたのではないか。
すこしまえのブログに、
ピピはすでにむこうの世界へいってしまっており、
ときどきこっちにかえってきているのでは、とかいた。
http://parupisupipi.seesaa.net/article/443372611.html?1480245225
さむくなってコタツが登場してからは、
ますますこの傾向がつよくなり、
ピピは日中ずっとコタツのなかですごしたあと、
夜中にやっと わたしのベッドによじのぼってくる。
わたしがピピの存在に気づくのは、
ごはんをねだられたり、パジャマのうえでオシッコをされたときで、
いずれにせよ わたしはねぼけており、まともな対応ができない。
目のまえにいるピピが、現実に生きているネコというよりも、
そういえば むかしいっしょにくらしていたピピ、みたいなかんじだ。
2年半まえに口内炎をわずらってから、もうながくはない命と
かくごをきめてつきあっているのに、
ピピはいっこうにむこうの世界へいく気配がない。
やせてボロ雑巾みたいになりながらも
まだ当分はいっしょにすごしてくれそうだ。
もちろんそれはうれしい誤算なわけだけど、
わたしとしても ずっと緊張をたもったままはしんどくなり、
このごろは「あんたもずいぶんがんばるねー」と
なげやりなことばがけがおおくなってきた。
あたらしくピピをフォローしてくれた方の、
「ピピちゃん、ずっと気になってました」は、
そんなわたしへのはげましともなった。
それにしても、
「ずっと気になってました」の威力はすごい。
わたしにはだれもいってくれそうにないので、
とっておきのころし文句として
いつか さりげなく口にしてみたい。
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