2017年01月26日

根源的な疑問。どうやってみんな生活しているのか

ラジオをきいていたら、
番組の担当者とゲストがなにかの話題でもりあがっている。
すごくたのしそうだ。
お金のはなしがでたわけではないけど、
彼女たちだって、給料をもらい、家賃をしはらって生活している。
ほとんどのひとたちは、お金と無関係ではくらしていない。
わかくて、人気があり、なんの苦労もしらずに
スイスイ生きているようにおもえる歌手や芸能人たちも、
なんらかの方法でお金をかせいでいる。
芸能事務所に所属してるのかもしれないし、
個人経営で、自分だけ、あるいは自分とマネージャーだけの
ちいさな単位でうごいているとしても、
生活にはとうぜんお金がからんでくる。
お金がなければごはんをたべられない。
なにをいまさらあたりまえのことを、
とおもわれるかもしれないけど、
わたしは、まちでみかけるそれぞれのひとが、
それぞれのかたちで生活しているのを不思議におもう。
テレビやラジオにでているひとたちばかりでなく、
あらゆるひとが どうやってくらしているのか。

サラリーマンは会社からお金をもらうからわかりやすいけど、
芸能人もにたようなしくみで給料をえているのか。
たとえばバレリーナは、どうやってくらしをなりたたせている?
バレエだけでたべていくのはたいへんだ、と
このまえみた番組でいっていた。
バレエだけでなく、マイナーな職種のおおくは、
トップにいる ほんのわずかなひとしか
生活できない収入なのではないか。
マイナーな音楽を専門にしているひとや、
いちぶの関係者にしかしられていない
抽象画をかくアーティスト、
まずあたりそうにない記録映画の監督さん。
役者やミュージシャン、スポーツ選手にしても、
サラリーマンほど安定してお金をかせげないはずだ。
生活がくるしいかもしれないけど、
そうした仕事をえらんだひとだって生きつづけている。
サラリーマンだから、らくなくらしとはきめられない。
家のローンや子どもの教育費、親の介護もからんでくる。
それぞれが、頭をなやましているにちがいないのに、
それでもなんとか生活できている。

もしかしたら親のすねをかじったり、
ヒモみたいなかたちで
同居人に依存しているひともいるかもしれない。
とにかく、だれもがそのひとなりの経済基盤をもち、
まがりなりにも生きつづけている。
そんなひとやこんなひとが
町をあるくひとのなかにはまじっていて、
そのすべてが かたちはどうあれ
なんとかごはんをたべているって、すごくないか。

べつに、だから日本はえらいとか、
平和が第一だ、といいたいわけではない。
まるでブラウン運動のように、
ほっておいてもひとは生きつづける、
みたいにみえるのを おもしろいとおもう。
人間の社会を、ずっとたかいところから宇宙人が観察したら、
ゴチャゴチャと無秩序にうごきながら
全員がなんとかたべていっているのに感心するのではないか。
だまっていても明日がくるように、つよさやしぶとさとは関係なく、
ポンとなげだされても、ひとはなんとかくらしていく。
人類は、だからわずかなあいだに
70億以上もの人口にふえたのかもしれない。

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posted by カルピス at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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