2017年02月16日

ランナーより はやくはしらないでくれるとうれしい

仕事のあと、宍道湖岸をはしる。
だいぶ日がおちるのがおそくなり、
夕日をながめながらのジョギングとなった。
あともうすこしでおわり、というころ、
「とるぱ」と名づけられた 夕日のスポットにさしかかったら、
写真をとってと、旅行者に声をかけられた。
カップルの韓国人旅行者だ。
夕日が写真の中央にくるようにとって、とたのまれる。
1枚目はうまくいかず、2枚目でOKをもらう。
それにしても、はしっているランナーをとめて 写真をたのむのは、
韓国では常識なのだろうか。
まさかジョギングとおもわなかった、なんてことは ないはずだけど。
それほどわたしがゆっくりとリラックスしてはしっていたのか。

そのすぐあとで、こんどは絶好のシャッターチャンスをのがすまいと、
わたしをおいぬいてはしっていく旅行者が3名いた。
男性がすごいスピードでさきをゆき、
そのあとから女性2人が彼をおいかける。
いくら夕日がすばらしいからといって、
ランナーよりはやくはしらないでほしい。

外をはしっていて、がっくりくるのは、
なにげないはやあしの通行人にぬかれたり、
宅配便のおにいさんのバネをきかせたはしりに
ぜんぜんおいつけないときだ。
たとえスピードがにたようなものであったにせよ、
余裕をもった身のこなしなのか、
わたしみたいに、ギリギリの体力で
なんとか足をうごかしているのかは、
みていてすぐにわかる。
つかれてくるしくなったころに、
ランナーですらないひとにあっさりぬかれるのは、
どれだけこころをきたえても かなりこたえる。

なんだか自分中心に夕日のスポットについてかいたけど、
宍道湖におちる夕日は たしかにうつくしく、
練習ちゅうのランナーをとめたり、
そのランナーをおいぬいてでも、
写真をとりたくなる気もちはわかる。
日韓の友好関係にひとやくかったような気もするし、
夕日のうつくしさと、旅行者の笑顔が、
印象にのこるジョギングとなった。

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posted by カルピス at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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