2017年02月23日

「ゆうがたパラダイス」での異文化理解

夕方に利用者をおうちにとどけたかえり道、
きょねんまではNHK-FMの番組
「音楽遊覧飛行」をきく日がおおかった。
週ごとに担当者がかわり、
民族音楽や映画音楽にテーマをしぼられる。
吉村信彦さんの「食と音楽で巡る地球の旅」が
わたしはとくにすきで、音楽もたのしいけれど、
吉村さんのはなしをきいていると、
旅行への気もちをかきたてられた。

それが、4月から放送時間がはやくなり、
それまでの時間帯は「ゆうがたパラダイス」へとかわった。
こちらは、曜日ごとに担当者と内容がわかれており、
「音楽遊覧飛行」よりも、ずっとわかものむけのはなしがおおい。
ながされる曲も、わたしがしらないものばかりで、
50代のおじさんとしては、疎外感をつよくあじわう番組となる。

月曜日と火曜日の番組内容は、
わたしの関心とまるでかさならないのであきらめた。
でも、水曜日と木曜日については、
きいているうちに、ときどきピクッとくる曲がかかるようになった。
水曜日担当の津野米咲さん、木曜日の高田秋さんのはなしは、
自分がすきなことに没頭しているひと特有の、
なにやらつきぬけたところがある。
紹介される曲は、わたしがきいたことのないものばかりだけど、
メジャーなミュージシャンよりも ちからづよさをかんじる。
決定的だったのは、高田秋さんがとりあげた
「SHISHAMO(ししゃも)」の「明日も」で、
ラジオからながれるこの曲をきいていると、
ただもう とにかくいいかんじになってきた。
ユーチューブでなんでもきいていたら
頭のなかであのリズムがずっとぐるぐるまわっている。
ことしいちばんの曲として、話題になるのではないか。

いまはやりの曲をきいても、
わたしはまったくこころをうごかされないけれど、
おふたりが紹介する曲は、それらにはない魅力がある。
この番組をきいていなかったら、
ぜったいにわたしはであわなかった世界だ。
わたしは、津野さんと高田さんの感性に、
ついていきたくなった。

「音楽遊覧飛行」をきいていたら、
なじみの世界にここちよくすごせるけど、
あたらしい刺激はあまりうけない。
「ゆうがたパラダイス」に番組がかわり、
わたしには関係ないときめつけていたゲストや曲が、
ちがう世界をおしえてくれるのを ありがたくおもうようになった。
おじさんとしては、べつの人種とおもっていたひとたちに、
なんとかついていけてるようで、わるくない気分だ。
異文化とであい、すこし理解できたときは、
こんなよろこびをかんじるのではないか。

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posted by カルピス at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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