2017年03月01日

セブ島旅行3日目 ボホール島のチョコレートヒルズへ

予定どおり、フェリーにのってセブ島から2時間ほどの島、
ボホール島をめざす。
わたしのおいが2年まえにセブ島で語学留学をしており、
おすすめの観光スポットとして ボホール島をおしえてくれた。
ボホール島のチョコレートヒルズとメガネザルは、
ガイドブックにもかななずとりあげてある。

フェリーがボホール島の中心地、タグビラランの港につくと、
ツアーやホテルの客ひきが、パネルをもってちかづいてくる。
そのなかのひとりに、「ホテルをさがしたい」とつたえると、
200ペソ(500円くらい)でホテルをしてくれるという。
その運転手がつれていったはじめてのホテルに そのままきめた。
エアコンとホットシャワーがついて3000円ほどだ。
まえだったら、もっとねばってホテルをきめていただろうけど、
いまは そうひどくなければ、どれでもいいとおもうようになっている。

ホテルの部屋にはいり、シャワーをあびてから町にでる。
散髪屋さんでひげをそってもらい、そのあと安食堂で昼ごはん。
気にいったおかずを指さしでえらべるので すごくらくだ。
明日はもうセブ島にかえらないといけないので、
チョコレートヒルズへいくタクシーをホテルのフロントでたずねる。
2500ペソというから、6000円もする。
ひとりでうごく旅行は、移動にお金がかかってしょうがない。
ほかの面でも、フィリピンの物価はそうやすくなく、
なんだかんだでお金がへっていく。
フィリピンの旅行は、タクシーをやとうのが基本的なやり方で、
ツアーバスはあまり発達していない印象をもつ。
ツアーに参加すると、やすいけど、
ひとりでうごくわたしは気まずいおもいをしがちなので、
タクシーをやとうのもわるくない。
どの運転手もじゅうぶんに英語をはなせるので、
ガイドとしても いろいろとおしえてくれる。
旅行者としては、現地のはなしをきけるのが いちばんたのしい。

チョコレートヒルズ一帯にある観光地をぜんぶたずねると、
5時間ぐらいかかるそうだけど、
今回のタクシー運転手はよくわかったひとで、
わたしにパネルをみせて、いきたい場所をえらばせてくれる。
ヘビ園やチョウチョの公園には興味がないので、
おいがおしえてくれた場所だけをつたえた。
有名なメガネザルの保護区へいくと、
ガイドブックにはおおきくうつっているメガネザルが、
実物をみるとものすごくちいさいのにおどろいた。
コアラみたいなおおきさのサルを期待していたら、
木にしがみついているのは
すこしおおきめの ネズミぐらいしかない。
公園内にいるガイドが指さしておしえてくれなかったら、
とてもわたしにはみつけられなかっただろう。
ミイラみたいな顔つきで、すこしもかわいくないし。
夜行性のメガネザルは、ひるまはねむっているだけなので、
よけいに なにごともおこらない。
まさに、有名だからたずねるだけで、
メガネザル(ターシャというらしい)をみたからといって
ふかい感銘をうけるひとはそうおおくないだろう。

ターシャのあとでたずねたチョコレートヒルズは、なかなかの景色だ。
おわんみたいな形の丘が あたり一面にポコポコたっていて、
そのうちのひとつにのぼると、そんな丘ばかりの絶景をたのしめる。
とはいえ、形としては中国の桂林のほうが より不思議にみえる。
チョコレートヒルズのあとは、
いくつかの歴史的な場所を案内してもらったけど、
運転手にいわれるまま、写真をとるためにまわっているみたいで
われながら なさけない観光客になりはてていた。
5日間の旅行では、ゆっくりくつろぐよりも、
かけあしで観光地をまわるスタイルになりがちだ。
おつとめをぶじにはたしたかんじで、
へんな安心感とともにホテルへもどった。
DSCN2193.JPG

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posted by カルピス at 19:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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