2017年03月03日

セブ島旅行5日目 飛行機が、また2時間半おくれる

9時15分の飛行機にのるので、逆算すると
6時に朝ごはんをたべたら余裕をもってうごけるだろう。
ねすごさないように スマホのタイマーをかけ、
ホテルにモーニングコールをたのみ、
つつがなく7時まえにタクシーにのりこんだ。
40分で空港につく。

チェックインのまえに、飛行機の出発予定パネルをみると、
関空ゆきの便が2時間半おくれるという。
関空からセブにくるときにおくれたのは、
セブからの便がおくれたせいで、
おなじことがまたきょうもくりかえされた。
いつも2時間おくれるなら、
はじめから2時間おくれで予定をくめばいいのに。
出発ゲートちかくのカフェに、
関空便をまつ日本人のわかものたちが、
時間をつぶそうとあつまってくる。
スマホをいじりだすのはお約束として、
そのうちの3人グループは、ぜんぜんめげないで
たのしそうにトランプをはじめた。
わかいのにその根性やよし。

わたしもそのカフェでコーヒーを注文し、
1時間限定のFreeWi-Fiにパソコンをつなぐ。
よみかけのミステリー『音もなく少女は』
(ボストン=テラン)がいいところにきているし、
キンドルの『ハックルベリー・フィン』も
まだよみだしたばかりだ。
出発までの4時間をつぶすのには そうこまらないけど、
関空についてから どうやって家にかえるかが問題となる。
セブ島旅行はたのしいけど、
セブ島と関空の直行便はやめたほうがいいみたい。

ほかの旅行者たちは、おしゃべりとスマホで時間をつないでいる。
彼らは どうやってスマホでの通信を确保しているのだろう。
日本でみかけるのは、いちにちあたり2000〜3000円くらいの設定で、
わたしの感覚からはたかすぎる。
でも、ほぼすべてのわかものが、スマホを熱心にあつかっており、
彼らにとってのスマホは、
わたしに想像できないほど大切なものみたいだ。
スマホがないと、どうにもならないひとにとって、
たとえいちにちに3000円かかったとしても、
必要経費として納得できるのかもしれない。
飛行機でとなりの席にすわった学生に、
スマホをどうもっていったかをたずねた。
ルーターをつかうのが、彼や彼の友だちではふつうだという。
5人で2台のルーターをかり、
ひとり2000円(5日間)だからかなりやすい。
ひとりで旅行するときはどうするのだろう。

このごろ男性がもつカバンに注目している。
映画でも、町をあるくひとでも、
男性がどんなカバンをもっているか、
あるいは もっていないか。
セブ島の男たちは、カバンにたいして
日本人とおなじ感覚があるようだ。
デイパックをせおっているひとがおおいし、
セカンドバッグのひともいる。
男はカバンをもたないのがあたりまえ、なんていわれると、
なんだかんだカバンにつめこむわたしは肩身がせまいけど、
セブ島ではどうどうと トートバックをもって町をあるけた。

みじかい日数だったけど、旅行にでてみると、
日本での生活が いそがしすぎるように おもえてきた。
本をよめないのは、時間のやりくりのへたくそさがあるにしても、
そもそもやらなければならないことが おおすぎるからだ。
でも、生活とは そういうものともいえる。
そうでない時間をもつためにも、旅行はいいきっかけとなる。

飛行機が2時間半おくれたために、
伊丹からの のりつぎ便に のれなくなった。
最終の高速バスにもまにあいそうにないので、
新大阪駅から新幹線にのり、
岡山からやくも(特急)にのりかえる。
めんどくさいしお金もかかる(1万円)。
フィリピンエララインには、
いきもかえりもひどいめにあったのでかなりこりた。
つぎにセブ島へいく気になるのは かなりさきになりそうだ。

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posted by カルピス at 19:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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