1ヶ月半のあいだ 酒をのまなかった。
1月9日におめでたい式があり、
そのおいわい気分をひきずって
夜ねるまえに ちょっとおおめにのんだら、
つぎの日にふつかよいでくるしむ。
しばらく酒をのまないでいようかと、
かるい気もちで酒をやめてみたら、
あんがいかんたんに1ヶ月半がすぎた。
わたしの場合、ねるまえにのむ酒なので、
どうしてもつぎの日にのこりやすい。
たいした量をのんでないのに、ふつかよいになるのは、
そしてそれをくりかえすのは、
どうかんがえても時間のむだだし、
朝まで酒がのこっていたら、仕事にもさしつかえる。
酒をやめていた1ヶ月半は、たいして酒がほしいとおもわなかった。
単純に、習慣からのんでいるだけなのだ。
酒をのまなくてもねむれるし、朝の目ざめもここちいい。
また酒をのみはじめたのは、セブ島旅行がちかづいたからで、
どうせ旅行さきでのむのなら、
からだをならしておいたほうがいいだろうと、
出発の2日まえに赤ワインをのむ。
旅行さきでよっぱらっては、トラブルをまねきやすいと、
酒をのみはじめる理由は いくらでもある。
赤ワインにしたのは、夕ごはんがこってりした料理だったので、
赤ワインにはいっているという、ポルフェノールに期待したからだ。
これもまた、酒を再開するにあたり、理屈をこねただけだ。
酒はよくないけど、これは薬だからと、
ボトル半分の赤ワインをのんだら、かるいふつかよいになる。
自分のおろかさがいやになった。
セブ島では、けっきょくビールしかのまなかった。
フィリピンのビールといえばサン・ミゲルで、
日本から酒にからだをならしておいたおかげか、
よっぱらうこともなく、ひるまからおいしくいただく。
なぜか ビンいりよりも缶のサン・ミゲルはたかく、
それにビンいりのほうがおいしい気がしたので、
セブン-イレブンでビンのサン・ミゲルをかい、
ホテルのフロントでセンをぬいてもらった。
フィリピン旅行にかかせないのは、
水着でもビーチサンダルでもなく、センぬきだった。
今回の旅行でわたしがえた、とぼしい教訓のひとつだ。
ガイドブックにはみかけなかったので、
もしかしたら あんがい有益な情報かもしれない。
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