2017年03月10日

かんちがいしていた村上春樹さんの「全仕事」

村上春樹さんの『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』が、
3月17日に発売されるという。
(ほとんど)全部の訳本がおさめられ、
それがわずか1620円で手にはいるとは、じつにありがたい。
とおもっていたら、
どうも(ほとんど)すべての訳本がよめる本ではなく、
村上さんがこれまでに翻訳してきた本をふりかえる、
という趣旨らしい。
柴田元幸さんとの対談もおさめられているそうだ。
かんがえてみれば、村上さんが翻訳してきた
100冊くらいの(正確な数はしらない)本が、
1冊におさまるわけがない。

翻訳してきた本をふりかえる企画は、
これはこれで、おもしろそうだけど、
村上さんが訳してきた(ほとんど)全仕事を、
ほんとうに1冊にまとめられないだろうか。
そして、その本と もう一冊、こちらは
村上さんの(ほとんど)すべての小説がおさめられた本がほしい。
紙の本では ふつうの全集になってしまい おもしろくない。
ここはどうしても電子書籍のでばんだ。
すこしぐらいたかくても、そうした「全仕事」があれば
わたしはおおよろこびでかうけどな。
無人島へもっていく本「問題」も、これでいっぺんに解決される。
さらによくばると、エッセイと旅行記も、
それぞれ「(ほとんど)全仕事」があればうれしい。
無名のかき手の作品を世にだすだけでなく、
こうした「全仕事」も電子書籍にむいた本づくりだとおもうけど。

スポンサードリンク



posted by カルピス at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 村上春樹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック