ヤマダ電機で10万3800円。
これまでつかっていたiMacが不安定になってきたので、
いかれてしまうまえに あたらしいパソコンと交換するよう
理事長から指示がくだった。
事務所には、5台のパソコンがおかれている。
利用調整をするパソコンが1台、
おもに おたよりをつくるパソコンが1台、
請求事務につかうパソコンが1台。
この3台がiMacで、のこりの2台がウィンドウズだ。
介護事業所で これだけマックがつかわれているところは
あまりないのではないか。
ただ、マックの性能が適切にいかされているかというと そうでもなく、
ひどいいいかたをするなら
「無意味にマック」が わたしの職場の特徴だ。
ファイル共有やプリンター共有すらされてなく、
せっかくファイルメーカーでつくったファイルも、
ネットに公開してないので、
いくらマックが3台あっても つかうのは
用途によって1台ずつにとどまっている。
1台ごとに役割分担しているから、3台も必要なのだ。
さらにいえば、DropboxやEvernoteすらつかわれていないし、
Gmailもとりいれられていない。
それでもマックがいいのだから、
かなりひくいレベルのマック原理主義といえる。
マック原理主義なので、もとめるのはマックだけど、
ネットではなくヤマダ電機へでかけ、現金でかうところが
いかにも意識ひくい系のマックファンだ。
ひくいレベルにとどまっているひとつの原因は、
なんとなくわたしがマック担当になっているからで、
マック歴はながいものの、ただながいだけのわたしには、
事業所のシステムを円滑にまわすだけの能力はない。
あたらしくかったiMacでメールの送受信ができないため、
コピー機などのリースでお世話になっているリコーにきてもらった。
リコーが導入したセキュリティシステムに
メールのなにがしかが邪魔をされているのかとおもったのだ。
原因はセキュリティシステムではなかったそうで、
でもリコーの技術者がためしても
なんでつながらないかわからず、ずいぶんなやまれたすえ、
なんとなく受信できるようになった。
ちまたには
『たった1日で即戦力になるMacの教科書』
http://cyblog.jp/modules/weblogs/27168
という本があるそうで、
わたしの職場でも この本をテキストに勉強会をひらいたら
もうすこしマシなマックつかいがでてくるだろうか。
でも、わたしをはじめとして、
職員たちのパソコンスキルはかなりひくく、
すばらしいテキストの内容が 、すんなりひろがるとはおもえない。
とはいえ、パソコンスキルがひくいのは、
わたしの職場だけの特殊事情ではなく、
きっとどこの事業所だって にたようなものだろう。
おおくのパソコンユーザーは、ものすごく原始的な方法によってのみ
パソコンをあつかっている。
だからこそ このような本がつくられたわけで、
テキストをとりいれて 勉強会をひらけば
パソコンがつかえて当然の著者と、
なんのことやら さっぱりわからないユーザーとの、
興味ぶかい対決がみられるかもしれない。
マックは直感的につかえるとよくいうけれど、
事務処理機としていかすには、
あるていどの知識がなければ もったいないマック利用となる。
事務所におけるマックの謎はふかく、
いまだにプリンターの設定すらおわっていない。
スポンサードリンク