いぜんかいた記事へのアクセスが集中したためで、
3日するといつもの数におちついいている。
ながくブログをつづけていると、ときどきこんなうごきがある。
ほんの瞬間的な変化だとわかっているので、
アクセス数にのぼせたりはしない。
すぐにまた、あいかわらず地味なブログにあともどりだ。
まえにかいた記事には、かいたことさえおぼえていないものもある。
管理者であるわたしでさえそうなのだから、
ブログにおとずれてくれたひとにすると、
さいきんかかれた記事だけがすべてだろう。
カテゴリーわけが徹底してないので、
たとえば「日記」としてくくられた記事は
ふるくなるほど うもれたままになる。
このごろScrapboxについての記事をよく目にする。
まだつかってないのでよくわからないけど、
ブログの記事をうもれさせないための工夫が
なにかできるような気がする。
そうおもったのは、倉下忠憲さんの記事をよんでからだ。
もし、R-styleをScrapboxで書いていたら、4700もの記事がリンクやタグによってつながり、読者をコンテンツの迷宮へと誘ってくれるに違 いない。一度入り込んだらなかなか抜け出ることがかなわない、千夜千冊のようなウェブサイトになっていたはずである。少なくとも、それくらいのボリューム だけはこのブログにはあるのだ。そして、それぞれの記事は独立しているというよりもむしろ文脈を共有している。リンクが発生する余地は多分にある。http://rashita.net/blog/?p=19974
エバーノートは便利だけど、ただのおき場所になりがちで、
ノート同士をむすびつける機能はあまり期待できない。
Scrapboxがリンクをはりめぐらしてくれたら、
自分でかいたブログに もっと陽の目をあてられるし、
ほかのひとのScrapboxをよんだときも、
こまかな関連づけがなされて おもしろそうだ。
倉下さんがR-styleにかいた記事は、4700にものぼるので、
いまからScrapboxにいかすのはたいへんかもしれないけど、
わたしの場合はまだ2000ほどなのだから、
なんとかなるような気がする。
とにかく、まだつかってもいないのだから、なにもわからない。
漠然とだけど、はじめてエバーノートをしったときのような可能性を、
Scrapboxにかんじている。
スポンサードリンク