2017年05月14日

タイトル『勝手にふるえてろ』がうまい

ネットの記事や本のタイトルは、
目にしたひとが できるだけじっさいによんでくれるように、
気をひくタイトルがつけらえている。
さいきんだされた本のタイトルでは、
『君の膵臓をたべたい』(住野よる)が気になる。
でも、気になりながら、
よんでみようとまではおもわないのだから、
本のタイトルはむつかしい。
しらない作家の本は、よほど自分の関心と
かさなるタイトルでなければ
レジまでもっていく気にならない。
タイトルより、口こみをふくめた評判のほうが 背中をおしてくれる。
すこしまえの本では、綿矢りさ さんの
『勝手にふるえてろ』がすばらしい。
綿矢さんは、『蹴りたい背中』もいいタイトルで、
「ん?、なんだ なんだ?」とおもわせる。
どちらも、タイトルだけでなく、ないようもよかった。

「日本タイトルだけ大賞」というのがあるそうで、
『人間にとってスカイとは何か』が受賞したと、
なんねんかまえの新聞にのっていた。
こんなタイトルをつけられたら、
すぐにでも手にとりたくなる・・・
かというと あんがいそうでもなく、
わたしはまだよんでない。
いいタイトルをつけても うれゆきまで保障されるわけではない。
「タイトルだけ大賞」とは、うまい名前をつけたものだ。

もっとも、本は 小説かノンフェクションかで
タイトルのつけかたはかわってくる。
小説の場合、なんとなく気になる、
というところでとめておかないと、
タイトルでなかみまでほのめかすのは無理だ。
よんでほしいからと、あんまりちからがはいりすぎると
なんのことだかわけがわからないタイトルになってしまう。

ブログでは、記事の内容をあからさまにするタイトルがおおい。
わたしがすきな「デイリーポータルZ」でいうと、
・「ビールを見ないで注ぐとかっこいい」は本当か
・コーラが一番吹き出す都道府県調べ
・隠し味をばれるまで入れる
など、タイトルで だいたいなかみも予想できる。
できるけど、ぜひよんでみたくなるタイトルだ。
もっとも、「コーラが一番吹き出す都道府県調べ」が、
まさかほんとうにタイトルどおり
コーラをふきださせる実験とはおもわないだろう。
現実が想像をこえるのだから、
まさしくデイリーポータルZらしい記事だ。

本やブログががんばっているのに、
映画のタイトルはあんがいそっけない。
きいただけでは なんのヒントにもならないタイトルがおおい。
映画製作には、ものすごくお金がかかるだろうに、
なぜタイトルは あまり気をくばられないのか 不思議だ。

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posted by カルピス at 22:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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