http://yaginome.jp/?p=1645
口内炎ができてないときに「口内炎できてない!最高!」と思わないのは損
という論理から、口内炎以外の
「できてない!」にも ふだんから気づきたいという。
たとえば、
・痔
・親が病気
・期限をとっくに過ぎてるレンタルDVDがある
・借金がある
・確定申告しなければならない
を林さんは例にあげている。
そして、
「いま痔じゃないし、確定申告の季節じゃない、最高!」と考えるのだ。
たしかに、そうとらえると、
「生きてるだけでまるもうけ」を実感できる。
「〜であるしあわせ」はよくかたられるけど、
「〜でないしあわせ」は、とかくわすれがちだ。
ほぼ日が提唱する「なんでもない日、おめでとう」も、
かんがえ方としてはおなじだろう。
しあわせはスペシャルなイベントだけではない。
平凡な日常こそがしあわせなのだ。
自分と家族が健康にくらしている「いま」が
どれだけ貴重な時間であるか、
なにかあったとき おもいしらされる。
ただ、それらをしんみりかきつらねても
ただしすぎて おもしろくない。
口内炎まではなしをおろし、
「最高!」とおまつりにするかるさが 林さんのうまさだ。
ぱっとおもいついた わたしの「最高!」は、
・片頭痛をもってない
・腰やひざのいたみになやまされていない。
・痛風じゃない
・交通事故をおこしてない
・車のなかにだれかをおきわすれてない
などで、歳のせいか、健康についての項目がおおくなる。
おわりのふたつは、仕事をしてるとき、
こんなミスをした「エヘヘ」ではすまされないだろうから、
想像しただけで ものすごくおっかない。
ただ、これらはじっさいになやまされた体験とはちがう。
もっと身ぢかで切実なのは、仕事じょうのノルマや、
すすめなければならない企画などの
プレッシャーではないだろうか。
さいわい いまのわたしはどちらも免除されており、
健康面でも、仕事についても、
おおむね「最高!」な生活をおくっているのではないか。
もっといまのしあわせをかみしめておかないと。
口内炎よりずっとおおきなはなしとして
核兵器の利用がある。
北朝鮮の金正恩氏、アメリカのトランプ大統領と、
これまでにないタイプがふたりそろい、
世界はいま ものすごくあぶなっかしい。
まだいまは戦争になってないから最高!、とはとてもおもえない。
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