2017年12月25日

パーイへの移動(旅行4日目)

マラソンをはしりおえたので、
きょうから旅行はつぎのステージにすすむ。
なんてかくともっともらしいけど、
ホテルのいりぐちに、タイ北部の町、
パーイへのツアーがはりだされていたので、
気もちをうごかされてパイにきめた。
すこしまえによんだ大野哲也の
『旅を生きる人びと』(世界思想社)に、
パーイでくらしている日本人がとりあげてあり、
いってみたかった町だ。

けさ10時すぎに旅行会社の車がホテルにむかえにくる。
そのあといくつかのホテルをまわり、旅行者をあつめて
チェンマイの郊外にあるバスステーションへ。
そこでまたいくつかの車にふりわけられた。
パイは、山のなかにある町なので、
かなりけわしい道なのは覚悟していたけど、
すごいカーブと坂の連続で、
車にさほどよわくはないわたしでも、
だんだん気もちわるくなってきた。
チェンマイから100キロていどしかはなれていないので、
3時間ほどのドライブでついたものの、
とちゅうずっとパーイにきめたのを後悔していた。
でも、ついてみると すごくいごこちよさそうなのでうれしくなる。

パーイは、予想してたのより10倍ぐらいおおきな町で、
ラオスのバンビエンみたいに、自然をいかした
アクティビティに人気があるみたいだ。
町の中心らしいところに車がついたので、ホテルをさがす。
おもてどおりはかなりにぎやかだけど、
すこしとおりをはいればしずかなゲストハウスがあった。
わたしがねがっていたようなしずかな敷地のなかに
いくつかのコテージがならんでいる。
1泊400バーツ(1500円ほど)なので、おもわず3泊もうしこむ。
自転車やバイクをかりてパーイの周辺をたずねてみよう。
自分の部屋のまえで本をよんでもくつろげる宿だ。
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本といえば、チェンマイのホテルに
よみかけの『ジャンプ』(佐藤正午)をわすれてしまった。
荷づくりする時間はたっぷりあり、
わすれものがないようなんども確認したので、
わすれたのに気づいたときは、しんじられなかった。
リュックのあちことをさがすけど、ほんとうにない。
部屋をでるまえ、あれほどたしかめたつもりなのに。
パーイの宿につくと、まずキンドルで
『ジャンプ』をダウンロードする。
さいわいWi-Fi環境がよく、すぐにペーパーホワイトにおさまった。
このまえアマゾンでかったのも佐藤正午の『鳩の撃退法』だ。
佐藤正午の本は、とちゅうでとてもやめられないおもしろさなので、
こんかいのように、旅行のさいちゅうにわすれたりすると、
かなりあわててしまう。
またよみつづけられるようになったからよかったけど、
いったいわたしはなにをやってるのかと、がっくりきた。

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posted by カルピス at 21:34 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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