「貸出ランキングBEST300」がまとめられていた。
A42枚に、1位から300位までが一覧になっている。
2015年にも「ベスト300」が発表されているので、
まいとしこうやって 貸出ランキングをおしえてくれるようだ。
2015年の「ベスト300」では、ベスト10までの、じつの7作を
東野圭吾の作品がしめていたので おどろいたものだ。
ベスト30までをみると、16作品が東野作品だった。
いくらなんでもかたよりすぎだろう。
2017年はどうだったかというと、
やはり東野圭吾はつよく、ベスト10に6作品、
30までに14作品もはいっている。
松江市における東野圭吾人気は、
なにか特別な理由があるのだろうか。
2017年の「ベスト300」にざっと目をとおすと、
あたりまえながら、新刊本の貸出がおおい。
作家および出版社は、
図書館がもうすこし新刊の貸出を おくらせてくれたらと
おもわずにはおれないだろう。
とくに東野圭吾さんとって問題は深刻なはずだ。
松江市にファンがおおいのをよろこんでいいのか、
でもよまれているのが図書館の本なのを
残念がったほうがいいのか。
なんてことを、2年まえの記事にもほぼおなじ内容でかいていた。
http://parupisupipi.seesaa.net/article/434681020.html
わたしが敬愛するしんざきさんによると、
・自分が書きたいことは基本的に伝わらないと思った方がいい
・なので「これは伝えたい!」と思ったことは100回くらい書くといい
http://mubou.seesaa.net/article/443778584.html
そうなので、2年まえとおなじ状況が
松江市ではいまもつづいている報告として 意味をもたせたい。
ちなみに、わたしがよんだ本は、ベスト300に9冊あった。
どれも自分でかった本だ。
人気のある本は、予約の競争がきびしいので、
はじめから図書館でかりようとはおもわない。
結果的に、わたしが図書館でかりるのは、
もう話題作としての旬がすぎた本となる。
2年まえにかいた記事にも、
新刊本を図書館がおくのは、もうすこしまってほしい、という
樋口毅宏さんの意見を紹介している。
もっともなかんがえ方だとおもう。
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