2018年01月23日

松江市立図書館の「2017年 貸出ランキングBEST300」

市立図書館にいったら、2017年における
「貸出ランキングBEST300」がまとめられていた。
A42枚に、1位から300位までが一覧になっている。
2015年にも「ベスト300」が発表されているので、
まいとしこうやって 貸出ランキングをおしえてくれるようだ。

2015年の「ベスト300」では、ベスト10までの、じつの7作を
東野圭吾の作品がしめていたので おどろいたものだ。
ベスト30までをみると、16作品が東野作品だった。
いくらなんでもかたよりすぎだろう。
2017年はどうだったかというと、
やはり東野圭吾はつよく、ベスト10に6作品、
30までに14作品もはいっている。
松江市における東野圭吾人気は、
なにか特別な理由があるのだろうか。

2017年の「ベスト300」にざっと目をとおすと、
あたりまえながら、新刊本の貸出がおおい。
作家および出版社は、
図書館がもうすこし新刊の貸出を おくらせてくれたらと
おもわずにはおれないだろう。
とくに東野圭吾さんとって問題は深刻なはずだ。
松江市にファンがおおいのをよろこんでいいのか、
でもよまれているのが図書館の本なのを
残念がったほうがいいのか。

なんてことを、2年まえの記事にもほぼおなじ内容でかいていた。
http://parupisupipi.seesaa.net/article/434681020.html
わたしが敬愛するしんざきさんによると、
・自分が書きたいことは基本的に伝わらないと思った方がいい
・なので「これは伝えたい!」と思ったことは100回くらい書くといい

http://mubou.seesaa.net/article/443778584.html
そうなので、2年まえとおなじ状況が
松江市ではいまもつづいている報告として 意味をもたせたい。

ちなみに、わたしがよんだ本は、ベスト300に9冊あった。
どれも自分でかった本だ。
人気のある本は、予約の競争がきびしいので、
はじめから図書館でかりようとはおもわない。
結果的に、わたしが図書館でかりるのは、
もう話題作としての旬がすぎた本となる。
2年まえにかいた記事にも、
新刊本を図書館がおくのは、もうすこしまってほしい、という
樋口毅宏さんの意見を紹介している。
もっともなかんがえ方だとおもう。

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posted by カルピス at 22:01 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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