ゴールデンボンバーのキリショーさんがゲストにきていた。
といっても、わたしにはだれだかわからない。
わからないけど、すごくいいかんじのはなしかただ。
視聴者からのメールに、
「有名になっても腰がひくく、貧乏くさいキリショーさん」
とあった。
声だけから想像するキリショーさんは、
いかにもそんなかんじのひとだ。
ずっとまえからバンドをやってるのに、なかなか芽がでない。
すきとはいえ、バンドをつづけるのはなかなかたいへんだなーと、
ボロアパートのきたない部屋で
万年床にねころがっている30歳ぐらいのさえないオニーサン。
髪はボサボサで、きつい度のメガネをかけ、
ホオがこけ、無精ひげでシケモクをくわえ、歯が2.3本ぬけている。
きたないタオルを首にかけているかもしれない。
もちろん女性にはまったくもてない。
男にしか、このオニーサンの魅力はわからない。
でも、ネットでゴールデンボンバー、
そしてキリショーさんをみると、
予想していたのと、ぜんぜんちがうひとだった。
さいしょにキリショーさんの写真をみていたら、
チャラそうなわかい男がにが手なので、
わたしはぜったいかかわろうとしなかったろう。
実物のキリショーさんは、すごくかっこいい男性だ。
ラジオではなすキリショーさんは、ひたすら正直に、
正確にはなそうと ことばをえらんでおり、好感がもてる。
キリショーさんは、髭ダンディズムの
「コーヒーとシロップ」をリクエストした。
髭ダンは、とてもいいグループなので、
このまま素直につづけてほしいとはなす。
自分のことより、これから芽をだしていくであろう
わか手のことが気になる、ひたすら気のいいオニーサンだ。
自分が影響をうけた一曲では、クラシックをあげていた。
なかでもバッハのフーガ。
意外な一面だけど、そういわれれば
フーガは ほかの音楽に影響をあたえていそうだ。
ユーチューブで「女々しくて」をきいてみるけど、
わたしにはよさがわからない。
4年連続この曲で紅白にでていたなんてしらなかった。
でも、髭ダンディズムの「コーヒーとシロップ」は
たしかにいい曲だし、髭ダンを、
ストレートにほめるキリショーさんはすきだ。
音楽にくらいわたしは、
ゆうパラにゲストでよばれるミュージシャンの
ほとんどがはじめてしるひととなる。
ピンとこないときもあるけど、キリショーさんはすてきだった。
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