「2ヶ月間主夫をしていた」をよむ。
http://globalhead.hatenadiary.com/entry/2018/03/02/115446
(メモリの藻屑 記憶領域のゴミ)
ある事情から、globalheadさんは
2ヶ月のあいだ主夫をするともうしでる。
夕飯は全てオレが作ろう。そうすれば遅く帰ってきても夕飯をすぐ食べられてすぐ寝られる。洗濯ものも全部任せてもらっていい。洗って取り込 んで畳んでおく。オレの部屋だから掃除をする必要もない。通勤時間が短い分睡眠時間を確保でき、日常の雑事に追われることも無い。今まで何もしてあげられ なかったから、せめてこのぐらいはさせてくれ。
「せめてこのぐらいはさせてくれ」にしびれる。
この生活の後半、睡眠時間が多くとれるようになったせいか、相方が早起きして一人で寛いでいた日が何日かあったことだ。多少なりとも健やかさを取り戻せるようになってくれたのなら、オレのささやかな努力も無駄ではなかったということなのだろう。
自然とわきでてくる 相手への気づかいが、
だれかといっしょにくらしている醍醐味だ。
こうしたこころくばりを愛とよぶのだろう。すばらしい。
わたしもいくらかは家事をするけど、
配偶者への配慮がどれだけあるかというと、
まったく自信がない。
globalheadさんのように、
「せめてこのぐらいはさせてくれ」
なんて、おもったことがない。
先日の夕ごはんでは、
いつものように録画した番組をみていると、
チェンマイのネコたちがでてきた。
岩合さんの「世界ネコ歩き」だ。
旅行ちゅう、わたしが毎日のようにでかけていた市場がうつり、
そこでのネコたちのうごきをカメラがつたえている。
おもわず「この市場は・・・」と配偶者にはなしかけると、
ちらっと画面をみただけで無視されてしまった。
ひとりごとだとおもったのだろう。
神経を逆なでされたわたしは、
ますます相手への気づかいをむつかしくおもう。
わが家の場合、録画でみるネコたちのほうが、
ずっとおしゃべりだ。
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