2018年04月11日

柴犬のももちゃんが、専門雑誌から取材をうける

デイリーポータルZにときどき登場する
柴犬のももちゃんが、犬の雑誌から取材をうけた。
http://portal.nifty.com/kiji/180405202522_1.htm
ももちゃんは、ライターのヨシダプロ氏がかっている
(ほんとうは、氏の実家が本拠地)犬で、
ヨシダプロ氏はこれまでに
もちゃんがたべものにみえるとこじつけ、コロッケや食パンなど、
ももちゃんに似せた料理をつくってきた。
ヨシダプロ氏による、そうした地道な活動が実をむすんだのか、
有名な柴犬専門雑誌「shi-ba」から
ももちゃんへの取材をもうしこむメールがとどいた。

取材の当日は、雑誌社から3名の取材班がおとずれた。
チームで協力しあい、熱心に撮影するようすが
デイリーポータルZの記事に紹介されている。
家でのももちゃんだけでなく、野外ロケにもでかけ、
ももちゃんをできるかぎり かわいく撮影している。
ヨシダプロ氏も、あらかじめももちゃんをお風呂にいれたり、
お得意のももちゃんになぞった新作料理
(今回はやきおにぎり)をつくり、撮影に協力したそうだ。

いまさらながら、わたしも動物雑誌から取材されたくなった。
プロのチームが、全力でピピの魅力をひきだしたら、
さぞかしかわいいピピの写真ができあがっていたはずだ。
もったいないことをした。
犬やネコの場合、取材してもらうのは、
かなり競争がはげしそうなので、
反対に、こちらからおねがいして
記念写真をとってもらう手もある。
そんな会社があり、カメラのうでさえたしかなら、
たくさんの依頼がくるのではないか。
家族とともに、リラックスしてすごすときが、
いちばんいい表情をみせるのかもしれないけど、
それとはまたべつに、プロの写真家が、
全力をつくして犬やネコをかわいくとったら、
しろうとがスマホでとる写真よりも、
ずっといい写真をのこせるのではないか。
撮影じたいも、いいおもいでになる。

とはいえ、ネコを写真にとるのは すごくむつかしい。
それをじょうずにこなせるから、
岩合光昭さんは人気があるのだろう。
犬のももちゃんでさえ、取材班がおとずれたときは、
いつもとちがう雰囲気に警戒して、
部屋にはいらなくなっている。
複数の取材班が家にくれば、
ネコにとってはそれだけで日常でなくなり、
きっとどこかへいって 姿をみせなくなる。
ネコとのおもいでは、きわめて個人的な関係にかぎられ、
第三者に理解してもらえないのが残念だ。
わたしがピピのかわいさを まわりのひとに たたえても、
家族以外には なかなかつたわらない。
だからこそ、ドコノコをおおくのひとが必要としていたのだろう。
自分のネコの魅力を、ほかのひとにもつたえたいという
あついエネルギーが、ドコノコをささえている。
わたしがネコずきだからいうわけではなく、
ドコノコにのる写真は、圧倒的にネコのほうがいい写真だ。

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posted by カルピス at 22:44 | Comment(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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