2018年04月21日

自然農法による4年目の米づくり

1年目20キロ、2年目ゼロ、
3年目は950グラム(キロではない、グラムだ)と、
自然農法による米づくりが さっぱりうまくいかない。
きょねんはかなりていねいに泥団子をつくり、
ひとつひとつ間隔をはかって田んぼにおとしていったのに、
たいして改善はみられなかった。
いちばんうまくいった1年目は、花さかじいさんみたいに、
泥だんごをバラリとまいたら あんがいうまくいった。
ていねいにやってもうまくいかないのだったら、
楽なほうがいいので、ことしは花さかじいさん方式にもどした。
泥団子もつくらない。
種もみを田んぼの土とまぜ、
団子というほどのかたまりになってない状態で、
そのまま田んぼにまいていった。

泥団子づくりは、けっこうめんどくさい。
種もみを土とまぜたのち、
まずウンコみたいなヒモ状の団子をつくっていく。
DlzABXlY2GuWAE3kH4M_fLyYVw3E-2fpafgHeXFrjuK76Eup4wmGlmsI1JKuqDy664cHVzkRAFnFvgVGa9CiLNxbaHnoqkLIlWd_iFkMPatUnKrAFJdcPYLUPTnp1ylXZsmWgc0JWQEB61J-cy2qRZ0jsNjPFv2gC_jj_OAza5_avuhBShbb9OaFo2rijl_tV_RTcMrrnIcZOVfyrpowrYQ.jpeg
それをかわかしてから、こまかくくだき、
ウサギのえさみたいなペレットにする。
田うえにくらべたら はるかに楽なものの、
できるだけかんたんなほうがいいわたしとしては、
団子づくりの手間もはぶきたかったので、
ただ土とまぜるだけにとどめてみた。
NecAjY94cAW8lZMxF8r10bohgLIfZJh00wAcisHV5-NZxdl9cGyw9TBT4rWGUPwkzy6O3KMoqjBzVc_RzrRxLxdaGzKDe4hu5Ek8dBOo_AF29_9Z6-qNMbeVNMdgebz_I55packUX1lEfJW6IK5YMRS3hvBgngxzpaK5Rly7bcT_Uz-2Nqg7Ygnb49v3RPa5QsnKH_E2VwZFqjwoJC1Vt-3.jpeg
種もみと土をまぜてブルーシートにひろげ、
すこしかわかしてからバケツにいれてまく。
あわせて1時間あればすべておわる。
ふつうの米づくりでは、田うえと稲かりの時期がいそがしい。
どうしても春と秋に仕事のピークがふたつできる。
春は、田うえの準備として、トラクターで土をあらくおこしたのち、
田んぼに水をはって、またトラクターのロータリーで
土をこまかくしてから、ようやく田うえができる。
自然農法による直まき栽培は、それをぜんぶ省略する。
土をたがやさないし、田うえもせず、
田んぼにちょくせつ種もみをまく。
i2vlD6nWglgt6osIFue2rdg-NdPPFzyPK8pYNNu9pv4t8BhoIPaQg9wEEJ48eNGx2P4wHOvdr0i9RBAPOg=w165-h220.jpg
【種もみをまいたあとの田んぼ】

ただ、もみのまままくと、鳥にたべられてしまうので、
土とからめた団子にしてまくのが特徴だ。
その、唯一の「仕事」である泥だんごづくりさえ、
こんかいはかんたんにすませたので、種まきが1時間でおわった。
まわりの田んぼをみると、この時期は
トラクターで田うえの準備をすすめている。
わたしは きょうだけで、田うえに該当する すべての仕事をおえた。
ものすごく楽だったけど、はじめにかいたとおり、
なかなかおもうように稲がそだたない。
かといって、ふつうの米つくりには興味がわかないので、
自然農法をことしもまたためしている。
ことしは何キロの収穫があるだろうか。

スポンサードリンク



posted by カルピス at 20:54 | Comment(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: