2018年06月02日

すきな曲がラジオからながれると、なぜついきいてしまうのか

すこしまえの「音楽遊覧飛行」(NHK-FM)で、
映画『ブルース・ブラザーズ』の曲がかかった。
映画音楽をあつかう週で、テーマは「素晴らしい音楽仲間たち」。
音楽仲間の映画といえる『ブラス!』はわかるけど、
ジェイクとエルウッドみたいな いかれたふたりが中心の
『ブルース・ブラザーズ』を、
「素晴らしい音楽仲間」にいれてしまう紺野さんがおもしろい。
きっといいひとなのだろう。

『ブルース・ブラザーズ』につかわれた曲は、
どれもわたしがすきな曲なので、車のなかでたのしくきいた。
それまでわたしは、ラジオ番組に
リクエストをだすひとの気がしれなかった。
そんな手間があれば、自分ひとりできいてたらいいのに。
でも、こうしておもいいれのある曲をラジオできくと、
ひとりですきな曲をたのしむのとは ちがったよさがたしかにある。
『ブルース・ブラザーズ』の曲は、
家にかえれば、いや、かえるまでもなく、
ユーチューブやiPodでいくらでもきけるのに、
ラジオだと、ついきき耳をたててしまうのはなぜだろう。
もちろん気にいった曲にかぎるわけで、
わたしの場合、演歌や邦楽がながれると、番組をかえる。

ラジオからながれる音楽は、個人できく曲とはべつものだ。
だからいつまでもラジオ番組では音楽がかかるし、
リクエストは人気のあるコーナーとしてなくならない。
ラジオと音楽の相性はばつぐんで、
というよりも、音楽をきくためにラジオ番組はあるのかもしれない。
ラジオで音楽をながすのをおもいついたひとは
すごいくみあわせに興奮したのではないか。
仕事をしながら、だれかといっしょにラジオをきいてもいいし、
ひとりでも もちろんたのしめる。
いまさらながら、ラジオの魅力におどろいている。

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posted by カルピス at 21:43 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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