稲の成長をたすけるため水をはる。
肝心の、稲はそだっているのか?
粘土団子をばらまいただけなので、
どこに種がおちたのか まったくわからない。
種の量だけは、ちゃんと10アール分の2.5キロをまいているので、
うまく芽がでれば、かなりの数の苗がそだっているはずだ。
ところどころ稲らしい植物をみかけるけど、
あまりにもまばらで、まともな収穫をのぞめそうにない。
ことしもまただめなのか、と田んぼの奥のほうに目をむけると、
稲らしい草がたくさんはえている。
もしこれが稲だとすると、わたしがねがっているそのままの
自然農法による米つくりの姿だ。
どうか、これがヒエではなく、稲でありますように。
ことしの稲かりは、有給をつかわないと対応できないかも。
かえりに畑にもよる。
いいかげんだったきょねんにくらべ、
ことしはこころをいれかえて、毎週のぞいている。
草をとったり、間びきをしたり。
きょうはモロヘイヤをはじめて収穫した。
チンゲンサイも順調にそだっているし、
インゲン豆もげんきに芽をだしている。
先週うえたサツマイモの苗も、
どうやらかれずに根づいたようだ。
梅雨にはいり、ちょっと目をはなすと、
すぐに草だらけになってしまうので、
毎週なんだかんだと世話をやいている。
自然農法なので、できるだけ手をだしたくないけど、
草にまけると どうしようもないので、
そこだけはひとの手だすけがいる。
田んぼと畑を毎週みまわるといっても、
ほんの1時間か、1時間半ほどだ。
それでも、いかないのと、
いって、どれだけそだっているかを
じっさいに目でみるのではだいぶちがう。
田畑の状態がわかっていると、
つぎの週にやるべき仕事もみえてくる。
自然農法といっても、まったくまるなげでは
うまくいかないのが、さすがにわかってきた。
このままなまけずに手をかければ、
ことしの秋はあるていどの収穫がたのしめそうだ。
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