2018年07月30日

ラオスでのダム災害で、アタップーをおもいだす

ラオスのダムがこわれ、おおくの死者・ゆくえ不明者がでている。
ラオスのどこかとネットをみたら、南部のアタップー県とあった。
わたしは ほんのすこしアタップーにおもいでがある。
おそらくアタップーだったのでは、という、かすかなであいだけど。
災害がおきてから一週間たつのに、いまなお救助がいきとどかない。
災害にあわれた方がたに、おみまいもうしあげるとともに、
すこしでもはやい復旧をねがっている。

ベトナムのホイアンからラオスへいこうと、
ホテルのフロントでたずねたら、パクセーゆきのバスがあるという。
バスを予約すると、タクシーが朝5時にむかえにきて、
まずとなり町のダナンへむかった。
ダナンにあるバスステーションでずいぶんまたされてから、
わたしをふくめ、5名の客しかのせないでバスが出発する。
国境をこえラオスにはいると客はさらにへり、
昼ごはんの休憩をしたときには、
バスのスタッフが3人と、客はわたしだけになった。
バスはしばらくいくと、どこかの町でとまり、
わたしをミニバスにあずけた。
このミニバスがパクセーにつれていってくれると
それまでいっしょにいたバスのスタッフがいう。

あとからかんがえたら、客がたったひとりになったので、
めんどくさくてミニバスへまるなげしたのではないか。
そして、この町こそおそらくアタップーなのだ(たぶん)。
そのあとミニバスは、くらいなか延々とはしりつづけ、
さいごには故障してうごかなくなり、
そこがちょうど目的地であるパクセーのはずれだった。
「ここがバクセーだ。ホテルはそこにある」といわれ、
みるとたしかにふるびたホテルがすこしさきにあった。
くらくなり、ラオスのお金もなく、こころぼそかったけど、
とにかくパクセーについたし、ホテルにもはいれた。
いまとなると、どこかわからずバスにのっていたこの移動日は、
ラオス旅行のなかでも印象にのこるいちにちとなった。

有名なお寺「ワット=プー」がパクセーの近郊にあり、
名前がにているのでかんちがいされやすいけど、
「ワット=プー」とアタップーはべつの土地だ。
「ワット=プー」のつもりでアタップーへむかう旅行者が
あんがいおおいと、ガイドブックにのっていた。
「ワット=プー」へはパクセーでバイクをかりていった。
まちがってアタップーへいっていたら、
そっちのほうが記憶にのこる旅行になっていたただろう。

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posted by カルピス at 22:47 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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