番組担当の三森すずこさんと、
ゲストの渕上舞さんとのおしゃべりがいいかんじ。
ラジオをきいている、というよりも、
ふたりの日常会話を、そのまま耳にしているようだった。
おそらくきょうだけのコーナー、
「これが女子力だっ!!」では、
渕上舞さんが先生になり、
女子力についてかんがえている。
なにげなく女子力と口にするけど、
そういえば、ほんとうの女子力って、
どんなちからだろう。
リスナーから、すべてをゆるしてもらえるくらい
かわいく「ばかっ!」といえること、
なんて意見がよせられたら、渕上さんはかんたんに却下した。
男子がこうあってほしいとおもっている女子と、
女性がかんがえる「女子」とは かなりのひらきがあり、
渕上さんはだんだんイラついていた。
かとおもうと、ネイルをして
指さきまで意識をとどかせる、とか
いつもバンソーコーをとりだせるようにしている、とかには
たかい評価がくだされたので、
わたしにはやはり女子力の理解はむつかしいみたいだ。
渕上さんによる女子力の定義は、
「こころとからだをいやすパワー」
なのだそうだ。
ジェンダーやフェミニズムを意識すると、
たいていの女性らしさを、女子力として肯定するのはむつかしい。
やさしさや気くばりなどを、なぜ女性だけにもとめるのか
なんてかんがえると、うかつに女子力といえなくなる。
わたしはもしかしたら女子力のたかい男性かもしれないけど、
そう意識することじたい 気もちわるいといわれるかもしれない。
「アニソン研究所P!」では、渕上さんが出演されている
「ガールズ&パンツァー」について、前Qさんがプレゼンしている。
戦車がでてくる学園もの(しかも女子!)アニメらしい。
ウィキペディアによると、
戦車同士の模擬戦が伝統的な女性向けの武道として競技化され、戦車道と呼ばれて華道や茶道と並ぶ大和撫子の嗜みとして認知されている世界を舞台
というからすごくおもしろそうだ。
でてくる戦車は、いかにも「兵器」をおもわせる
殺伐とした現代の戦車ではなく、
第二次世界大戦に登場した戦車がおおい。
ソビエトのTー34とか、ドイツのティーゲルとか、
やたらとつよかった戦車だけではなく、
いかにもすぐにこわれそうな日本陸軍の○○式戦車だったり、
マチルダやシャーマンなど、各国の主力戦車がならぶ。
タミヤのプラモデルファンだったわたしには、
なつかしい名前がおおい。
V号戦車ならまだしも、II号戦車をつかう高校は、
どんな相手とたたかっても、かてる気がしなかったのでは。
女子がふるい戦車をあやつって・・・、という設定は、
男がいだきがちなモエをかんたんに刺激しそうだ。
あたらないわけがない作品で、わたしもみたくなった。
お盆やすみにはいったら、DVDをさがしてみよう。
スポンサードリンク