1面の目次みたいなところに
「別刷りbeは休みました」と
そっけなくふれられている。
1週だけならまだしも、2週づづけてやすむとは、
朝日新聞の夏やすみは手あつく保証されているようだ。
新聞は、月にいちど、休刊日があるし、
別刷りbeはけっこうたやすくおやすみになる。
いろんな事情があるのだろうけど、
「休みました」でやすめるのだから、
新聞なんて 気らくな商売におもえる。
「休みます」ではなく「休みました」と
事後報告でいいのだからずいぶんゆるい。
あたたかい目でみようとすれば、
仕事なんてそれぐらい気らくにやればいい、ともいえる。
はたらき方改革なんてりきまなくても、
やすみたいときは、まわりのことをかんがえず、
あっさりやすんでしまえばいい。
クオリティーペーパーのイメージがある朝日新聞でさえ、
事後報告の「休みました」ですむのだから、
一般市民のわたしたちが、
体調がわるいときなどに、無理して職場へいかなくても大丈夫だ。
わたしがすきなラジオ番組「ラジオマンジャック」も、
たまたま「別刷りbe」とおなじ週、
つまり、2週つづけておやすみだった。
NHK-FM全体としての判断であり、
もちろん番組スタッフに責任はない。
ないけれど、「ラジオマンジャック」が
2週つづけてやすむというと、そのいいかげんさに
かえって好感をもったりするから不思議だ。
番組をきけないのは残念だけど、
あのひとたちがやすむというのだから、しょーがないな、
で すんでしまうところがある。
番組のゆるい雰囲気がうみだす いわば人徳だ。
「別刷りbe」は、日ごろおりこーちゃんぶっているために、
やすむと手をぬかれたような気がして 悪態をつきたくなる。
たいしておもしろくない紙面なのに、
いっちょまえに楽したがってずるい、みたいな。
これもまた、朝日新聞がせおっている負の財産だろうか。
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