2018年10月21日

2回目の「村上RADIO」

2回目の「村上RADIO」をきく。
夜7時からの番組なので、
台所にふるいラジカセ(モノラル)をもちこみ、
夕ごはんをつくりながら耳をかたむける。
スパゲティをゆでたり、ソースをあたためるぐらいなら、
いかにも村上さんの番組むけだけど、
じっさいは、もうすこしこみいった夕ごはんの準備だった。
なかなか予定していたようにはうまくいかないものだ。

アレサ=フランクリンのマイウェイがかかった。
そういえば、村上さんが「村上さんのところ」で
「ブルース・ブラザース」をおしえてくれたから、
わたしはアレサをしったのだった。
曲ごとに村上さんのおしゃべりがはいり、
うたわれた背景をおしえてくれる。
曲もいいし、おしゃべりもたのしい。
わたしは音楽にくわしくないので、
曲名や歌手の名前のおおくはしらないけど、
村上さんがえらんだ曲はどれもたのしくきけた。
村上さんによるおしゃべりは、おしつけがましくなく、
こんなかんじでいつまでもきいていたくなる。
基本的に、村上さんがかけたい曲をかけるこの番組は、
ありそうでなかったスタイルなのではないか。

今夜の番組では、ゲストに猫山さんがきていて、
ほかにも女性がスタジオにいて、なんだかにぎやかだ。
村上さんがリラックスして(あそびながら)
番組をつくっているようすがつたわってくる。

村上さんはひとりっこで、というはなしがでた。
「昔から本と音楽と猫が友達だった」そうだ。
国分寺でくらしているころ、
お金がなく、暖房もなかったので、
2匹のネコといっしょに布団にくるまっていたという。
そのうち村上さんのネコが友達をつれてくるようになって、
気がつくと、ぜんぶで4匹のネコが布団にいた、
というのがおかしかった。

わたしの家のココは、家のなかだけでかっているので、
ネコの友だちがいない。
ときどき窓のそとをとおりかかる野良猫が3匹ほどいて、
気になるココは、網戸によじのぼってちかづこうとする。
野良猫たちは、わたしの姿をみると、サッとにげてしまうけど、
きょうきたネコは、あまりこわがらず、
しばらくわたしの顔をみていた。
おなかがすいているのかもしれない。
「夜廻り猫」には、こまったネコに
ごはんをあげるひとがよく登場する。
わたしも たずねてきたネコたちにごはんを提供したいけど、
ごはんだけのかかわりは、無責任な気もする。
きょうの番組では、村上さんへの質問コーナーがあった。
村上さんに、そとのネコたちとのつきあい方を相談したら、
なにかいいアドバイスをもらえるだろうか。

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posted by カルピス at 22:29 | Comment(0) | 村上春樹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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