2018年10月31日

スーパーのポイントカードはわずらわしくないか

しばらくまえから、いきつけのスーパーが
ポイントカードをとりいれた。
かいものでレジにならぶたびに
「ポイントカードをおもちですか?」
とたずねられる。
まいにちのようにいくスーパーだから、
顔をおぼえているはずだけど、
かいもののたびにおなじ質問をされる。
もってない、というと、
「おつくりになりませんか?」とつづく。
ゆうべなどは、ポイントカードがないと
かいものをうけつけてもらえず、
あせりまくる夢までみた。
状況は、もはや由々しき段階にたっしている。

はじめは、なんのことかわからなかった。
キャッシュレスでしはらうお客をふやすため、
カードでかったお客はポイントがもらえるのかとおもっていた。
そうではなくて、自分のお店だけをつかうお客を優遇し、
お客をかこいこむのが目的のカードらしい。
ポイントをためたひとだけが、
わりびきされていいおもいをするよりも、
商品の値段をさげて、だれもがやすくかえるほうが、
世のためひとのためのではないか。

サイフにいろんなポイントカードをいれるのは、
うつくしくないし、ただひたすらめんどくさくもあり、
わたしはこの手のカードをもたない主義だ。
ハンコをためたらコーヒー1杯が無料、
なんてのも、あつめる気にならない。
すこしぐらいわりやすになろうとも、
よけいなことに頭をつかわなくてもいいよう、
サイフには1枚もポイントカードをいれてない。
コツコツためればそれだけやすくなるのだろうけど、
「きょうはポイントが5倍です」
なんて強調されたりすると、
そのぶんやすくしてくれよとおもう。

カードばらいにすれば、お店の負担がすくなくなるので、
お客を優遇する、というのはよくわかる。
みんながしはらいにカードをつかえば、
おつりを準備しなくてもいいので お店はすごくらくだ。
でも、スーパーがやっているポイントカードは、
キャッシュレスでのしはらいとちがう。

いまわたしは、野菜あつめに 毎朝いくつもの農家をまわっている。
1袋を85円でかいとるので、しはらいにはこまかいお金が必要だ。
5円玉や10円玉をきらさないように気をくばる。
また、クッキーや野菜がうれたお金を銀行に入金するときは、
硬貨が100枚以上になると手数料をとられる。
小銭がたくさんだと、かぞえるのがたいへんだし、
おもくてあつかいにくく、いいところがない。
概念としてのお金は便利だけど、
現実に流通するお金はかなり不便だ。
すこしまえまでは、お金をだせばほしいものと交換できるなんて、
すごくよくできたしくみだと感心していた。
本をかうのに、塩が1キロ必要では、
かんがえただけでもたいへんだから。
でもいまは、お金のあつかいにくさばかりに目がむかう。
スーパーは、ポイントカードではなく、
キャッシュレスにむけ、本気でうごきだしたほうがいいのでは。

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posted by カルピス at 22:31 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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