(「お店のようなもの」が)隣の床屋さん閉店のため、11月いっぱいで閉店のようなものが決定しました。それまでいろいろ #イベント やっていきたいので、みなさま、なんかやったり、遊びにいらしてくださいー。
とツイートしていた。
ダンボールとガムテープでテキトーにかざられ、
いつやってるのかわかならいような「お店のようなもの」が、
こんなにあっけなく閉店になるとは。
床屋さんと「お店のようなもの」は、
2つがくっついて1つのたてものになっているらしい。
床屋さんがやめるときは、「お店のようなもの」もやめる条件で、
たてものをかりていたそうなので、
なりゆきから、閉店はさけられなかった。
わたしたちがいまクッキー工房のとなりにひらいている
「となりのお店」は、かとうさんの
「お店のようなもの」のパクリであり、
雑貨をとりあつかう内容はともかく、
テキトーな運営というやわらかなコンセプトにひかれ、
「お店のようなもの」を参考に基本方針をうちだしている。
きちんとしているのは、かなわん。
なんかもっと楽に生きてもいいのでは。
できるだけ野菜を店さきにだすけど、
いつもあるとはかぎらない。
野菜があっても店員はいないので、
「となりにいます。声をかけてください」
と、ダンボールにかいた看板を窓にひっかけてある。
クッキーもおいているので、
野菜のついでにかってくれるひとがでてきた。
なにをしているところなのか、
まえから、気になっていたのだそうだ。
「となりのお店」のまえは、歯医者さんで、
歯医者さんにかよっているひとが、
クッキーをたべるのは、あまりよくないかもしれないけど、
その矛盾した関係もまた、お店のコンセプトにあっている気がする。
「お店のようなもの」の店内には、
いろんなはり紙がはってあって、
そのひとつ「野宿党マニヘスト」には
・よく眠ります
・だらだらします
・どこでも寝ます
とある。
こんな党があれば、わたしはぜったい投票するけどな。
とにかく、「お店のようなもの」の精神を
できるだけひきついで、
「となりのお店」をだらだらとつづけられたらとおもっています。
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