夕がたに ごはんをたべながら、ゆるい気分でみる。
わたしは気らくだけど、降格あらそいをしているチームは
どこもたいへんな状況にたたされている。
前節がおわった時点で16位のグランパスと、14位のベルマーレ。
どちらも、かてば自力で残留がきまる。
ベルマーレは、ひきわけでもいいけど、
グランパスは、かたなければならない。
ひきわけでは、他会場の結果しだいだ。
前半にベルマーレが2点をいれ、
グランパスは はやく点をとろうとあせるばかりで、
攻撃がからまわりする。
ベルマーレのペースで前半をおえ、
こりゃ、グランパスの16位がきまったな、とおもえた。
自分の部屋にひきあげ、ネットをみると、
「グランパス降格」のニュースはながれていない。
降格を心配していなかったジュビロ磐田について、
雲ゆきのあやしい記事がちらほらみえる。
きょうおこなわれた全試合の結果をみると、
グランパスは後半に2点いれてひきわけにもちこんでいた。
いっぽうジュビロは、後半ロスタイムに失点して
(しかもオウンゴール)川崎にやぶれている。
なんと、5チームがかち点41でならぶ、壮絶な最終節だった。
グランパスは、ジュビロとのかち点差が6あったおかげで、
かろうじて降格(の可能性があるプレーオフ)をまぬがれている。
パスサッカーをすて、なりふりかまわず
個人技にたよらざるえなかったシーズン終盤のグランパスが
首の皮いちまいで残留にこぎつけた。
最終節は、毎年いろんなことがおこる。
きょねんは、川崎が鹿島とかち点でならび、
得失点差で、劇的な初優勝につなげたのが印象にのこる。
鹿島のひきわけにより、自分たちの優勝をしった中村憲剛が、
ピッチにうずくまって号泣した場面をおぼえている。
そのフロンターレは、はやばやと2年つづけての優勝をきめ、
今シーズンの最終節は、残留あらそいに焦点がしぼられていた。
16位となったジュビロは、グランパスとベルマーレ、
あるいはサガン鳥栖のいずれかがやぶれれば、
降格あらそいからぬけだせたのに、
その3チームがひきわけ、かち点1をつみあげた結果により、
まさかの貧乏くじをひいてしまった。
ロスタイムでの失点さえなければ12位で残留できたのに。
まさに天国と地獄だ。
でもまだジュビロの降格がきまったわけではない。
今シーズンからレギュレーションがかわり、
16位のジュビロは、J2リーグで上位の成績をおさめたチームと、
J1リーグ参入プレーオフをたたかう。
これまでは、下位の3チームが、自動的に降格するルールだったのが、
かつか、ひきわけで、J1リーグに残留できるのだから、
ジュビロにとっては ありがたいルールの変更だろう。
12月8日の参入プレーオフ決勝で、
J1への切符を手にするのはどのチームだろうか。
タグ:Jリーグ
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