かきはじめてから ほんの30分でアップできた。
ただ そのまえに、ざっとメモした
ことのあらましをさがすのに 45分かかけている。
コピペすれば、すぐにできあがるほど、
完成度のたかいメモをかいたはずなのに、どこにもみあたらない。
あれさえあれば、すぐにアップできてらくだからと、
なんどもおなじ場所を無駄にさがしていた。
エバーノートにかいたとおもっていたのに、ちがった。
Scrapbox でも、WorkFlowyでもなかった。
ほぼ日手帳だったかなと、よみかえしてみるけど、ない。
さがしているうちに、いったいどれだけまえのことなのか
わからなくなってきて、ずいぶんさかのぼってさがした。
けっきょく、ロディアのメモ帳にあったのだけど、
記憶にあったような ほぼ完璧なメモではなく、
ただ数行をかきなぐっただけのものだった。
ロディアだと気づくまえに記事をかきだしており、
じっさい、ロディアにかいたメモがなくても
ぜんぜんさしつかえなかった。
この件の教訓は、
にがした魚は、じつはそんなにおおきくない、ではなくて、
たいしてやくにたたないから、
メモをしなくても大丈夫、でもなくて、
どこにメモしたかをさがすと、時間が無駄なので、
ひとつの場所にきめたようがいいみたい、でもない。
そうかくと、おりこーちゃん的ですてきだけど、
じっさいは、なかなかメモがみつからなくても、
けっきょくなんとかなる、というのが実感だ。
よくいわれるように、さがしものの時間は無駄でしかない。
あたりまえすぎるけど、ひらきなおっていえば、
教訓とはだいたいあたりまえのことがおおい。
あたりまえのことを、あたりまえにやるには、
なにか しくみづくりがほしいところだ。
わたしの場合、はじめにメモする場所はどこでもいいとして、
それらをエバーノートで一元管理したほうがまぎれにくい。
いつもはエバーノートになんでもあつめているつもりなのに、
今回の件では、つい手をゆるめてしまった。
でもまあ、それはそれで味のある時間をすごせた。
自由ポータルZの記事にたいする編集部からのコメントに、
「資料やメモを撮っておく」とあった。
撮影の時にメモを取ったり、取材の場合は資料をもらうじゃないですか。紙であればもちろん手元には残るんですけど、あわせてその場で写真に撮っておくといいです。紛失することがなくなるし、写真とひとまとめで管理できるので、楽です。
ただ、撮ったからといってすぐ捨ててしまうと、あとで映りが悪くて判読できない場合があります。執筆までは原紙も保管しておきましょう!
これは、写真でとっておくと、管理がらくだよ、ということと、
執筆までは原紙も保管しておきましょう!
と、おしえてくれている。
保管しておく期限をかぎっているのがミソだ。
執筆さえすませれば用はすむのですててもいい。
執筆(アウトプット)までは一元管理で。
目的をはたしたあとは、どうあつかっても問題ない。
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