2018年12月13日

去勢手術から ココがぶじにかえってくる

仕事を1時間ぬけさせてもらい、
動物病院へココをむかえにいく。
去勢手術のため、おとといから入院していたのだ。
病院の都合で、手術のあと2泊し、
きょうの午前に退院となった。
かかった費用はぜんぶで1万3150円。

家でかうことをきめているココだけど、
オスとしての自覚がめばえ、メスをめぐってのたたかいいや、
なわばりあらそいにまきこまれてはたいへんだ。
うちにしょっちゅうあそびにくるキジトラがメスなので、
ココは彼女の首すじにかぶりつきながら、
背中にのっかったりして、あそびというより、
交尾をおもわせるうごきをみせている。
はやいとこ去勢手術をすませておきたかった。

おとといの火曜日にココを動物病院へつれていき、
じゃあおねがいします、とおわかれしたのだけど、
おもいもよらず、さみしさがこみあげてきた。
たった2泊だし、リスクのすくない手術だとわかっていながら、
ずっとあえないような気がしてくる。
年末からわたしは2週間の旅行にでるので、
2泊よりはるかにながい時間、ココなしですごすのだけど、
自分がいなくなるぶんには なんとかたえられる。
今回の場合、ココが家にいないという 非常事態なわけで、
まるで死んでしまったかのように、さみしい家となった。
ココのねぐら型クッションや、トイレや、
ココがよくうえにのぼっていた冷蔵庫など、
げんきなココのおもいでがわきでてくる。
こんなにさみしくなるなんて、おもってもみなかった。
半年いっしょにすごしたので、
ココがいない生活はもうかんがえられない。

というわけで、冒頭にもどり、
きょうの午前10時すぎに動物病院へココをむかえにいく。
お医者さんは、ココにひどくひっかかれたそうで、
ケージからだすのはわたしにまかされた。
自分に不快なおもいをさせる人間には、
つよく攻撃にでるなんて、ココもなかなかやる。
わたしがケージのまえにたつと、
ココはいつもとかわらないおだやかな表情をみせてくれた。
洗濯につかうネットにココをいれようとすると、
獣医さんは、
「まずだっこしてほしいかもしれません」
といわれた。
そんなものかとおもいつつ、でもだっこしないでネットにいれ、
さらにおおきなカゴにそのネットごといれる。
家にかえるとちゅう、ココは車のなかでずっとないていた。
家につくと、おちつかないようすで台所をあるきまわる。
わたしがとなりの部屋へ姿をけすと、すぐにさみしそうな声をあげる。
獣医さんのいった「まずだっこ」は、
安心感をあたえ、おちつかせるという意味で
おびえているココに必要な対応だったのだ。
しばらくなでていると、ココはだんだんおちつきをとりもどした。
わたしはココがいなくてさみしかったのだけど、
ココもつよいストレスをうけてたいへんだったろうし、
さぞかし不安でこころぼそい夜をすごしたにちがいない。
わずか2泊とはいえ、わたしもココも、
おたがいを必要としているのがよくわかった。

動物病院の先生は、ココについて
「きれいでおおきなネコだから、
こんな子がグダーッとよこにいてくれたら、
ネコとくらすみょうりにつきますね」
といってくれた。
ココは家のなかだけですごしているので、
わたしがいうのもなんだけど ほんとにきれいな色をしている。
黄白のココは、ソックスをはいたように足がまっしろで、
その白さがチャームポイントでもある。
ココがぶじにかえってきてくれて ほんとうによかった。
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タグ:去勢手術

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posted by カルピス at 22:04 | Comment(0) | ネコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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