朝はやいせいか、トゥクトゥクもタクシーもあまりみかけず、
200バーツという値段をふっかけられる。
3キロぐらいしかないはずなのに、めちゃくちゃたかいけど、
いい値をそのままうけてタクシーにのりこむ。
トンブリー駅でプラチュワップキーリーカン
までのチケットをもとめる。
たった56バーツだ。200円ほど。
各駅列車とはいえ、すごくやすい。
切符には、7時半出発で、到着が午後1時27分となっていた。
出発はほぼ7時半だったけど、到着は1時間おくれた。
7時間もかかったけど、各駅列車ならではのおもむきがあり、
あまりたいくつしない。
ものうりがひっきりなしにとおり、窓からの景色もめずらしい。
プラチュワップキーリーカンは、
バンコクからマレー半島を南へむかって300キロにある町だ。
まえによんだ『タイ鉄道4000キロの旅』(渡邉乙弘・文芸社)
で紹介されていたことから、いってみたくなった。
きれいな駅としずかな海岸がいいとある。
プラチュワップキーリーカンの駅は、
たいしてきれいとはおもわなかったけど、
おちついた町のたたずまいはわたしごのみだ。
駅でホテルの客びきがまってるかとおもったのに、
だれも声をかけてこないので、いいかげんにあるきだす。
駅から100メートルほどのちかさに、いいホテルがあった。
エアコンつきのシングルルームで500バーツだ。
カオサンでとまっていた部屋にくらべると、格段にいごこちがいい。
シャワーをあび、昼ごはんをちかくの食堂ですませてからひるね。
そのあとは、例によってタイマッサージだ。
2年ほどまえから、首と肩をいためているわたしは、
前回の旅行で毎日タイマッサージにかよい、
肩と背中を中心にほぐしてもらった。
ぜも、気もちはいいけどよくはならない。
部分よりも全体か、と、今回は全身のタイマッサージを
つづけてみることにする。
きょうはいった店はあたりだった。
かたくなってる場所をさがしあて、ていねいにもんでくれる。
夕ごはんは、ホテルのちかくにナイトバザールがでていたので、
マンゴーやサバのやいたのをたべる。
サバは、たいでも「サバ」とよんでいたので、
うれしくなって注文した。
日本でたべるサバのみりんぼしをおもいだした。
またゲリをしたらいやなので、つけあわせの生野菜はのこした。
宿では自転車とバイクをかりられるようだけど、
あるきの師匠のおしえをまもり、あしたはたくさんあるこう。
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