1泊だけにとどめて、あすはチェンカーンへむかおう」
ときのうの記事にかいておきながら、
宿のひとに「あすチェックアウトしてチェンカーンへいく」
といったら、
「気をつけてね、いまは新年をいわう客で
ホテルがいっぱいかもしれないから」といわれた。
チェンカーンはメコン川ぞいにあり、有名な観光地らしい。
そして、いまは新年をいわう旅行シーズンだ。
そういわれると、わたしのよわいこころは かんたんにゆれうごいた。
チェンカーンにいって、ホテルがなかったらどうしよう。
ネットをみると、1000バーツ以上のたかいホテルがひっかかるけど、
そんなたかいところはとまりたくないし、
トホホなベストハウスもでてきたけど、それもまたいやだ。
あせってかんがえたあげく、
チェンカーンへは日がえりでいくことに予定をかえる。
いまいるシュガーゲストハウスが、
とてもすごしやすいので、3泊の滞在にした。
ゲストハウスには、バスステーションまでの
送迎サービスがある(50バーツ)。
きょうはチェンカーンへいこうと、おくりをたのんだら、
なぜかゲストハウスのむすめさんが、
車でチェンカーンまでおくってくれた。1時間でつく。
きのういわれたように、たしかにたくさんの観光客でにぎわっている。
なんねんかまえ、おなじようにメコン川に面する北部の町、
チェーセンへいったことがあるけど、こことにたような光景だった。
メコン川の対岸にはラオスがのぞめ、
川ぞいにおみやげ屋さんとレストランがならぶ。
メコン川がながれ、対岸にラオスとくれば、
にたような観光名所になるのだろう。
おみやげ屋さんには興味がないので、
ただひたすらメコン川ぞいをあるく。
しずかな川ぞいをあるいていると
だんだん調子がでて、気もちよくなってきた。
3時間でとなりの町までを往復する。
ルーイまでのかえりは、30分おきにミニバスがでている。
1時間半でルーイについた。35バーツ。
ケチでビンボー、それに中年でヘタレの旅行者が、
旅行ちゅうなにをしてすごしているかというと、
本とひるね、それにビールというなさけない状態だ。
きのうはなにげなくキンドルのタブレットをWi-Fiにつなげると、
「3ヶ月99円で、音楽を聴き放題」
というアマゾンのサービスが目についた。
旅行がしりつぼみになり、逆上したわたしは、
ついポチッとな、をしてしまう。
「いちご白書をもう一度」・「こころもよう」・
「走れコータロー」などをずるずるきいてしまう。
旅行にきて、なにをやってるんだ、と自分につっこむ。
タグ:チェンカーン
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