2019年01月09日

アジア杯 トルクメニスタンを相手に、3−2とむつかしい試合となる

アジア杯グループリーグ
日本対トルクメニスタン 3-2で日本

FIFAランキング127位のトルクメニスタンを相手に、
おもいがけずむつかしい試合となった。
もっとも、トルクメニスタンは、
国際試合をあまりやっていないので、
ランキングを正確につけられないらしい。
どんな大会でも初戦はむつかしいけれど、
アジア杯の常連でさえない国を相手に、
ここまでくるしい試合になるとは。

日本は試合開始から10分すぎても、
なかなかリズムがうまれない。
反対に、トルクメニスタンは
ときどきおとずれるチャンスを うまくいかしていく。
そして前半26分に、
トルクメニスタンのキャプテンをつとめるアマノフが、
みごとなロングシュートをきめて、まさかの先制点をあげる。
日本はたてパスをいれるものの、ボールが足におさまらず、
ことごとく相手にうばわれてしまい、ながれをひきよせられない。
トルクメニスタンが日本のパスを予測して、うまくまもっていた。
日本は格下を相手にすると、きょうのような試合になりがちだ。

それでも後半にはいると、
日本は全体をたかい位置にたもち、せめこむ時間がながくなる。
得点のにおいがしはじめた11分に、
原口がドリブルできりこみ、大迫がきめた。
ようやく同点。
そのあとまた左サイドから、こんどは長友がせめこんで、
ゴールまえがガラあきになったところを、大迫がまたきめて逆転。
左サイドからの攻撃が有効だった。
26分には、堂安がわざありシュートをきめて3−1とし、
相手は気もちがきれて足がとまってくる。

そのままワンサイドゲームになりそうだったのに、
日本は油断からPKをあたえ、1点差においつかれる。
せっかく相手が試合をあきらめかけてくれていたのに、
トルクメニスタンはこれでげんきをとりもどした。
そのあとは、アディショナルタイムもふくめ、
試合がおわるまでずっと日本はせめこまれる。
なかなかはっきりクリアーできず、
セカンドボールはぜんぶ相手にわたる。
日本はなんとかもちこたえ、くるしい試合をおえた。
かち点3を手にしたものの、試合のはいり方と
おわらせ方に課題のおおい試合だった。

アジア杯の初戦はいつもこんなふうにうまくいかない。
2007年に、オシムさんが指揮をとったカタール戦では
終了間際で1−1のひきわけにもちこまれた。
優勝した2011年大会でも、
ヨルダンを相手に1−1でひきわけている。
とはいえ、きいたことがない国を相手に、
ここまでくるしい試合になるとはおもわなかった。
日本は、この試合からおおくの教訓をえたのではないか。
まけなくて ほんとうによかった。
そして、試合がおわるまであきらめずにせめつづけた
トルクメニスタンの健闘をたたえたい。
タグ:アジア杯

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posted by カルピス at 22:39 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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