2−1で日本
決勝トーナメントでの対戦相手をかんがえると、
グループリーグを1位で通過するか、それとも2位かは、
どちらが優位にたてるのか、いろいろなみかたがある。
いろいろなことを計算すると、よけいなものがついてくるので、
わたしのこのみとしては、
とにかく目のまえの試合をかちにいくのがすきだ。
森保監督は、1位通過をめざす、といいながら、
第2戦の先発とは 10人もの選手をいれかえてきた。
決勝戦までをみとおし、総合的な判断のすえ、
10人をいれかえ、しかも試合にかとうというのだから、
監督の本心がどこにあるのか、わからない。
これまで試合にでていなかった選手に機会をあたえられ、
試合にもかったのだから、ねがったとおりの展開なのだろう。
10人も選手がかわれば、
はじめはこまかな連携がとれなくてもしかたがない。
試合がすすむにつれ、だんだん攻撃の意図がかみあってきた。
得点のにおいがしだしたころ、反対に、
あいてのカウンターがきまって先取点をあげられる。
槙野がショムロドフのスピードについていけず、
三浦もかわされて、たくみにシュートをきめられた。
かなりなさけない形で先制点をゆるした。
それでもその3分後、室屋のクロスに武藤がとびこみ
頭であわせて同点にもちこんだ。
後半13分に、塩谷がミドルシュートをきめてかちこし。
そのあとは、ウズベキスタンにせめつづけられながらも
なんとかしのぎきり、試合終了の笛をきいた。
ひかえ組の選手に活躍の場をあたえ、
試合にもかち、1位でグループリーグを通過する。
結果としてはわるくない形で試合をおえた。
気になったのは、乾の調子がいまひとつなことと、
北川が得点をあげられなかったこと。
カウンターへのもろさはいまさらどうしようもない。
乾はドリブルでしかけるものの、
W杯のときのようなキレがない。
セクシーなシュートもはなてず、
ボールをなんどもうしなっている。
後半にはいると、めだってつかれがでており、
試合のスピードについていけなかった。
北川は、おしいシュートをなんどもはなったものの、
結果として得点をあげられなかった。
本人も点がほしかっただろうけど、
チームとしても結果をだしてもらわないとこまるため、
森保監督は、ほとんどさいごまで我慢してつかっている。
なんとか得点をあげて自信をとりもどしてほしかった。
決勝トーナメントの1回戦は、サウジアラビアをあいてに
1月21日の午後8時(日本時間)におこなわれる。
選手たちが、どんな試合をみせてくれるか、
監督の采配はどうか。
いい形で大会をおえられるようねがっている。
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