2019年02月17日

「原発ゼロ」をうったえる小泉元首相の講演会

きのう松江市でひらかれた小泉元首相の講演会を、
朝日新聞の島根版がとりあげている。
原発ゼロをうったえる内容の講演で、
2100人の来場者があったという。
小泉氏の発言を、記事からかきだしてみる。

原発は、単なる事故に終わらず、国がなくなるような危険性を持っている。

(福島の)事故後に全国の原発が停止したまま生活できたことや、太陽光発電などの再生可能エネルギーの供給の増加を挙げ、「原発頼らず、新エネルギーでやっていく。そうなることを期待しながらあきらめずにやっていく」

小泉氏がいうから、たくさんのひとがききにくるけど、
ものすごくあたりまえの意見であり、
おなじようなとらえ方をしているひとは、
けしてすくなくないだろう(たとえば、わたし)。
ふつうにかんがえれば、そうなる。
わたしがもしおなじ内容の講演会を企画しても、
ほとんどひとはあつまらないだろうけど、
小泉氏がひらくと、おおきなニュースとなってひとがくる。
たいしたこといってないのに。

もちろん、だから小泉氏のはなしはとるにたらない、
といっているのではない。
しごくまっとうな意見であり、
この、常識的といえるかんがえが、
常識としてつうじないのは なぜなのだろう。
おおくのひとが原発にたよらないくらしをのぞみながら、
全体としてはなぜそっちにうごかないのか。
小泉氏が、こうして原発ゼロをかかげ、
運動にとりくんでくれるのはありがたいけど、
あたりまえともいえる氏の発言が、
ニュースになる状況を不思議におもう。

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posted by カルピス at 18:24 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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