2019年03月29日

むすこに夕ごはん当番をたのんだら、野菜いためをつくっていた

一週間まえ、広島からむすこがかえってきた。
せっかくだから、きのうは 夕ごはんをつくって、とたのんでみる。
わたしが仕事をおえて、スーパーへかいものにいくと、
どうしてもたべはじめるのが7時すぎになってしまう。
むすこに用事がないのなら、むりしてわたしがつくるより、
かわりに夕ごはんをつくってもらったほうがらくだ。
まいにちだとたいへんだけど、週にいちどくらいならいいだろう。

むすこに夕ごはんをまかせ、わたしは仕事のあと、
職場からジョギングにでかける。
今週は雨にじゃまされず、月・火・水とはしったので、
できれば木曜日もジョギングをつづけ、月のトレーニング回数を
20回にしておきたかった。

むすこはひとりぐらしをするようになり、
自炊のうでがあがっただろうから、
なにかひねったものをつくるのかとおもっていた。
そうでなければカレーライス、
あるいは、広島にいるのでおこのみやき、
もしかしたらシチューもあるかもしれない。
でも、家にかえってみると、むすこがえらんだのは野菜いためだった。
ほかに、配偶者がつくったサラダとなますが冷蔵庫にあった。
野菜いためはすこし意外だ。肩すかしをくったかんじ。
おくれて家にもどったわたしは、
ひとりで野菜いためと ほかのおかずをつつく。

でもほんとうは、野菜いためがいちばん無難な献立だ。
カレーやシチューが一品だけでは かなりさみしいけど、
野菜いためなら、まちがいのないおかずとなる。
わたしもまえはずいぶん野菜いためをつくったものだし、
いまでもしょっちゅう野菜いためにたすけられている。
わかいころ、1年間の農業研修に参加したとき、
昼ごはんと夕ごはんは、日がわりで参加者がつくっていた。
いろいろ献立をかんがえるのだけど、
15人分の料理はなかなかたいへんで、
そんなとき、野菜いためをつくれば、
とりあえず一品になったので、ずいぶんたすけられた。
「こまったときの野菜いため」とだれかがいった。

ほんとうに、野菜いためはインドにおけるカレーみたいだ。
いろんな野菜と豆、あるいは肉のくみあわせで、
膨大な種類のカレーができあがるように、
野菜と肉の種類をかえていためれば、
それはもう、まったくちがう料理として 堂々と食卓にならべられる。
むすこが献立を野菜いためにきめたのは、
どんな意図があってのことか、つまびらかではない。
でも、すでに野菜いための偉大さをみとめているとしたら
なかなかの料理センスとみとめなければならないだろう。
もしかしたら、そこまでふかよみするのは、ただの親バカで、
ほんとうは、めんどくさかっただけかもしれないけど。

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posted by カルピス at 20:43 | Comment(0) | むすこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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