2019年04月11日

女子サッカー親善試合、日本対ドイツ 相手キーパーにたすけられて2−2のドロー

ひさしぶりに女子サッカーの日本代表戦をみる。
W杯フランス大会を2ヶ月後にひかえての強化試合だ。
相手は世界ランキング2位のドイツ。
これまでの対戦成績は、1勝1分11敗というから、
かなりやりにくい相手であり、日本のちからがためされる。

ピッチにたつ選手をみると、8年前のW杯優勝、
あるいは、4年前に準優勝したときの主力メンバーは、
鮫島と熊谷しかいない(わたしがしらないだけかも)。
試合開始からドイツにおしこまれ、
ほとんどボールをもてない時間がつづく。
でも、前半35分に、相手ゴールキーパーのミスをつき、
はじめてはなったシュートで日本が先制する。
キーパーが不用意にけったボールを、
長谷川がループぎみにダイレクトでけると、
ボールはそのままゴールにすいこまれた。
長谷川は、こういうおもいきったプレーをじょうずにきめる。

後半にはいると、ドイツはますます攻勢にでてきた。
たかい位置からプレッシャーをかけてきて、
かんたんにボールをうばってしまう。
日本はなかなか相手陣内へせめこめない。
サイドに起点をつくられ、
クロスからヘディングをきめられて同点。
ただ、この試合で日本のゴールキーパーの平尾は、
なんどもファインセーブをみせてチームをすくっている。
もし平尾のはたらきがなければ、
5点以上はいっていたのではないか。
日本は、ほんのときたま、おもいだしたように
ボールがつながるときがあるけれど、
さいごまではせめきれない。
やりたい攻撃の形をみせてくれるのに、
ミスから相手にボールをわたしてしまう。

日本の2点目は、またしても
相手ゴールキーパーのミスをついたものだ。
キーパーが、味方にけったボールを、
日本がすばやくうばって得点にむすびつけた。
これだけザルのキーパーは、そうおめにかかれない。
日本は、彼女の貢献がなければ、
無失点におさえられていたかもしれない。
そのあとも、あわや3点目になりかねないキャッチミスがある。
強化試合とはいえ、これだけすくいようのないミスをしてしまうと、
大会本番では、まず彼女のたすけを期待できないだろう。

ドイツは迫力のある攻撃をみせたものの、
最後のところをきめきれない つたなさもめだった。
日本は、あれだけミスからボールをうばわれなければ、
かてた試合だったともいえる。
日本選手では、前述したキーパーの平尾のほかに、
あとからはいった横山と小林がいいうごきをみせていた。
それにしても、ピッチに阪口や宮間、
川澄の姿がみられないのはさみしい。
W杯では、どういう選手がえらばれるだろうか。
6月からはじまるW杯の本番がたのしみになってきた。

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posted by カルピス at 22:05 | Comment(0) | 女子サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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