2019年04月29日

「平成さいご」にうんざり

10連休がどうしたこうしたと、ガタガタさわぐんじゃない。
まいとしのように、年末年始のやすみをふくめ、
2週間ほど旅行するわたしは、
10連休なんて、たいしてありがたくない。
10連休にまいあがるほど、ながい休暇にこまってないぞ。

なんて、うそぶいていたけど、旅行ではなく
家ですごす10連休は、リズムをつくりにくいのもたしかだ。
家にいては、ただボンヤリの時間になってしまうので、
午前のうちにジョギングをすませ、からだと頭をリセットする。
でも、1時間半もひるねをしてしまい、
またまたどよんとしたからだになってしまった。

たてなおすために、本屋さんへ。
まえにしりあいがすすめていた『宝島』(真藤順丈)をもとめる。
2000円ちかくするのでためらっていた本だけど、
このまえ3000円する『クロストーク』をネットでかったし、
なによりも、この連休によんだ本として、記憶にのこしたかった。
あの年の10連休に、そういえば『宝島』をよんだなー、みたいに。

世間は「平成さいご」でかまびすしい。
Jリーグタイムでは、平成さいごのゴールを
浦和レッズの興梠選手がきめたとほうじていた。
とうぶん「平成さいご」、
そして、「令和さいしょ」がさわがれそうだ。
わたしは年号をつかわないので、
個人的には「平成さいご」にも「令和さいしょ」にも
まったく興味がない。

連休ちゅうにとりくむ仕事として、
・稲の種まき
・30キロのながあるき
・KDPによる本づくり
をあげている。
「稲の種まき」はすでにすませたし、
「30キロのながあるき」はお天気をみて実行にうつす予定だ。
問題は、「KDPによる本づくり」で、
連休ちゅうにとりくむぞ!だけでは、
からふりになるのが目にみえている。
いつ、どうやってとりかかるのかを、具体的にきめないと、
10連休などすぐにおわってしまうだろう。
あしたからちゃんと、とりかかろう、
と、みごとにわるいスタートのお手本となりそうだ。

もうひとつ、母親の米寿のいわいというタスクがあった。
連休ちゅうに、姉夫婦(とメイ2人)がやってくるので、
それにあわせ、ことし88歳になる母親の米寿を、
どんな形であれ、なんとかおいわいしたことにしたい。
焼肉屋さんかもしれないし、スーパーでかってきた
おすしとおそうざいになるかもしれない。
赤いチャンチャンコをプレゼントする、
ちゃんとした会ではなく、なんちゃって米寿の会だ。

わたしの母親は、むすこのわたしがいうのもなんだけど、
なにごとにも感謝し、おおくをもとめず、
質素なくらしで満足する、仙人みたいな人間だ。
ごはんやおかずは、のこりものからたべるし、
朝ごはんのときにいれた玄米茶を、昼ごはんのときも、
急須にはいっているお茶っぱをすてないで、そのままつかう。
母親みたいな人間ばかりなら、
地球は環境問題にこまらないし、世界は平和になるだろう。
唯一の失敗が、わたしを わたしのような
わがままな人間にそだてたことで、
なんちゃって米寿の会などでごまかされてしまうのも、
わたしへのしつけをまちがえた結果ともいえる。
そういう意味では、身からでたサビ、
といえなくもない(ほんとうか?)。

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posted by カルピス at 20:34 | Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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