2019年06月10日

クールジャパンがとりあげていた「筋肉」

クールジャパンが筋肉をとりあげていた。
内容は、細マッチョと腹筋女子、
それに筋トレをささえるサラダチキンだ。

日本はいま空前の筋肉ブームなのだそうで、
ジムにかようひとが10年まえの1.6倍にふえているという。
なぜ、筋肉をもとめるようになったのか、
番組がとりあげた材料だけではよくわからない。
女性が筋トレをはじめるようになったのは、
自分をみつめなおすうごきの延長にあると
外国人女性のゲストが指摘していた。
われた腹筋を、ひとにみせたいから筋トレにはげむのではなく、
男性からかよわい存在とみられるのをこばみ、
ありのままの自分をたいせつにする
ポジティブムーブメントとしての筋トレだ。

細マッチョということばがつかわれるようになったのは、
せいぜい10年まえくらいからだろう。
筋肉ブームのなかからうまれた、というよりも、
細マッチョな肉体をめざしての筋肉ブームではないか。
それまでは、マッチョか草食系かの2種類しかなかったのが、
このふたつをたして2でわった細マッチョという体型が、
注目されるようになる。
マッチョはやりすぎで はずかしいけど、
ガリガリもさみしいので、
細マッチョくらいがちょうどいい、
というバランス感覚が日本人にはある。

番組では、町をいきかうひとたちに
このみの体型をたずねていた。
マッチョと草食系をくらべたら、
おおくの女性がマッチョをえらんでいる。
ただ、この選択肢に細マッチョをくわえると、
日本人女性はこっちにながれがちだった。
外国人は、女性だけでなく男性も、細マッチョを評価しない。
細マッチョは日本的な概念であり、
外国ではふつうの体型にすぎないと
スタジオのゲストがはなしていた。

日本には、筋肉バカみたいなイメージがあるけど、
外国ではそういう発想は80年代でおわり、
筋肉がストレートに肯定されているそうだ。
たくましいからだにきたえ、維持できるほどの
自己管理ができているひと、という評価だ。
日本でも、筋肉にたいするイメージが
むかしとかなりかわったのかもしれない。
NHKが「みんなで筋肉体操」をやるうごきも、
こうしたながれの一部なのだろう。
以前は、かぎられ数のものずきが 筋トレにはげんでいたけど、
いまはアスリートでもボディビルダーでもないのに
筋トレにとりくむ。
ブームとは、そういうものだ。

わたしのこのみをいうと、
ずっと水泳をしてきたせいか、
スイマーの体型が理想となる。
ほっそりしたからだに、うすく脂肪がついている。
男らしい、というよりも、中性的なうつくしさがすきだ。
これは、女性にたいするこのみにも共通している。
女性らしいしぐさやスタイルより、
中性的なプロポーションがのぞましい。
だからどうした、というわけではないけど。

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posted by カルピス at 21:56 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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