日本対スコットランド 2-1で日本
2011年の女子W杯ドイツ大会で、
日本が優勝したのはすでに8年まえとなった。
アメリカとの決勝戦で、宮間のコーナーキックを、
居合ぬきのように澤がきめたな場面は、
おもいだすたびに、いまでも胸があつくなる。
今大会に、宮間・澤の姿はなく、川澄もえらばれなかった。
阪口もケガでグループリーグにはまにあいそうにない。
優勝を経験しているメンバーでは、
熊谷がチームキャプテンをつとめるようになり、
鮫島も左のサイドバックとして健在だ。
グループリーグ 1試合目のアルゼンチン戦で、
まさかのスコアレスドローにおわった日本は、
この試合にどうしてもかたなければならなくなった。
日本は試合開始から、積極的にプレスをかけていき、
選手間の連携もよく、ゴールにせまっていく。
長谷川にかわり、スタメンとしておくりだされた岩渕が、
前半23分に、みごとなシュートをきめる。
ずっと得点をあげられなかった日本は、
これで気もちがらくになる。
そのあとも、菅沢がたおされてのPKで、
菅沢がみずからおちついてきめる。2点目。
このまま日本のペースですすむかとおもえたけど、
後半にはいると、スコットランドはべつのチームになった。
とくに20分をこえてからは、日本はずっとおしこまれていた。
サイドからくずしてきて、ぶあつい攻撃で日本のゴールにせまる。
日本は、なんどかゴールまでボールをはこべたものの、
シュートへの意識がひくく、もたついているあいだに
チャンスをつぶされてしまう。
試合終了まぎわ、パスみすから日本は相手にボールをわたしてしまい、
そのままシュートをきめられた。
相手の時間帯になったとき、バタバタしてしまうのは、
わかい選手が中心になった いまのチームの 弱点かもしれない。
つぎは、日本よりランクがうえの、イングランド戦がまっている。
気もちでまけないよう、そして点をいれられてもあわてずに、
日本らしい全力でのプレーを期待したい。
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