健康法として、もう18年もつづけている。
なんねんかまえの記事にも、
5本指くつしてについてかいたけど、
その後の経過もふくめ、もういちど紹介したい。
2足のくつしたなんて、いかにもめんどくさそうだけど、
さくらももこさんのエッセイで、
4足のくつしたをはく健康法をよんでおり、
2足をかさねるのに抵抗はなかった。
はじめに絹、そのうえに綿、の順番でくつしたをはくことで、
からだの毒をだしてくれるはたらきがあるらしい。
はきはじめてしばらくは、毒がたくさんでるので、
絹の5本指くつしたが すぐにだめになるという。
じっさい、すぐにくつしたがやぶれてきたけど、
毒のせいなのか、はきつぶしたせいかは わからない。
さむがりのわたしは、冬になると
さらにもう1足をかさねるほどだから、
2足ぐらいなら、どうってことはない。
冬はともかく、夏に2足のくつしたをはくのは、
すごくあつくるしいような気がするけど、
はいてみると あまり気にならない。
絹が、いいはたらきをするのか
綿のくつしただけよりも、むれない気がする。
夏でもステテコをはくひとがいるのは、
おなじ理由からかもしれない。
かんじんなのは、この健康法で、
ほんとうに健康になったかどうかだけど、
そっちょくにいって、非常によくなった実感はない。
2足かさねないと ものたりなくなってきたので、
なんとなく18年もつづけてきた。
でも、あんがいすべてのこうしたこころみは、
「よくわからない」が、
ほんとうのところなのではないか。
すでに習慣となってしまったので、
いまさらやめられない だけなのでは。
わたしより年うえのひとにあうと、
「なにか健康法は？」ときいてみるけど、
あんがいみんな なにもやっていないようすだ。
それとも、健康法はプライバシーにかかわるので、
秘密にしておきたいものなのだろうか。
5本指くつしたとは関係なしに、この数ヶ月、体調がとてもよい。
いわゆる快眠・快食・快便というやつで、
体重も65キロでおちついている
（調子がわるいと、すぐに63キロにおちる）。
おもいあたるのは、夜ねるまえの「みんなで筋肉体操」だ。
うでたてふせと、スクワットを、
まえは「できるだけ」とりくむていどだったのが、
この数ヶ月は、ほぼ毎晩の日課として定着した。
なんで夜の筋肉体操が
快眠・快食・快便につながるのかはわからない。
でも、ほかに理由をおもいつかないので、
あんがいあたらしい健康法として、
だれにでも効果がある習慣かもしれない。
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